これが「岩戸山」変身たぬきだ! 

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本町通り商店街の山車「岩戸山」です。 「うずめのみこと(宇豆売命)」が雅に舞を踊ります。 あれあれ、どろどろ・・という音と共に何やらがむくむくと足元から。
これが、うずめのみことの正体!ドンドコドンドコ、お腹を打ち鳴らします。 おおーナニヤラ、にょきにょきと・・。な、な、なんだなんだ? 「こうがん」がどんどん膨れ上がります。
わー、これぞ「こうがんふくらませたぬき」。けっこう獣風の趣がある狸です。目玉は純金を使っているとか。 リアルなお毛毛付のこうがんです。これが右に左にゆらゆらと。 山車の中では5人ほどの方がこのからくりを演じています。(暑いなか、ご苦労様です。)やがてこうがんが萎み、またうずめのみことに変身してからくりが終わります。

2001.8.4 撮影。

 

2005.8 堀木昭次さん画の「岩戸山」絵(色紙大)

大入道の由来
○昔・江戸時代、四日市の桶之町(現 中納屋町)に「富田屋文助・冨文」というしょう油屋があり、倉の裏に古だぬきが棲んでいた。
その古だぬき、入道に化けて人々を困らせたので、退治のために大入道をつくり町から追い出した・・、とのお話。
○大入道は、江戸後期1805年につくられたということで、身長4.5メートル、首の長さ2.7メートル。また「大入道魔性活動人形」というのが、正しいからくり人形の名とのこと。

四日市といえば、「万古焼」。万古焼の土瓶・急須で、狸つまみの名匠といえば、小川半助のもの。
明治時代の方です。



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