皆んな出て、こいこいこい。 たぬきは最も愛すべき世界の道化者です。 動物から人間に変身する民話は日本独自のもので、世界にも類のないものです。 善狸、悪狸の話は大人のメルヘンでもあります。 また、信楽焼を引き合いに出すまでもなく、たぬきは彫刻、絵画、書など さまざまな創作活動のモチーフとも成っています。 さらに、狂言、落語、映画、歌にも 欠かせないキャラクターの一つです。 加えて、極東地域にしか棲んでいないタヌキは珍獣として、 世界の動物学者の注目 を浴びています。 その興味は違えど、全国各地に八畳敷でも包みきれないほど、 たぬき・狸・タヌキ 好きがいると思います。 そこで私たちを魅了してやまない、 また限りない神通力を 発揮する狸の不思議さをさぐる 「日本たぬき学会」を設立したいと考えました。 皆様の日頃の研鑚の成果を持ち寄り、まじめに遊んでみようではありませんか。 |
趣意
一.たぬきは愛すべきキャラクター、その秘密を探るために知恵を出し合おう。
一.老若を問わずたぬきを語る場にしよう。
一.たぬきの情報発信のため「日本たぬき学会通信」の充実にがんばろう。
一.たぬきを愛したぬき心を持ってたぬき文化を創造しよう。
一.本会は城主(会長)独裁制の運営に従おう。
附則
1.本会の会員は年間2,000円の会費を納めなくてはならない。
2.会員は本会が開催する研究会、各種イベントに参加でき、
また学会誌「日本たぬき学会通信」の配布を受け、また投稿することができる。
3.会員は城主に対し楽しい建議ができる。
4.本会の会計年度は毎年9月1日から翌年8月31日までとする。
5.役員は総会で選出され任期は2年とする。ただし再任をさまたげない。
6.会則は1997年11月1日から発効する。会則の改正は城主の発案によって総会に提案するものとする。
↓
2009年11月8日をもって、「日本たぬき学会」と「しがらき狸学会」が 合併・統合され、事務局を信楽本部として 新しい「日本たぬき学会」が スタートしました。 詳しくは「日本たぬき学会」頁へ。 |