魚作の干物づくり商品の紹介新鹿物語魚作日記

さあ、魚作商店の加工場であるボイラーの隣に熊野灘海水,3タンクを並べて焚き始めました。釜に入れる前に綿で海水を濾してからこの大釜に入れていきます。4度目の塩造りまでに色々と試行錯誤しながらやって参りました。中でも、この水蒸気がくせものでした。どういう事かと申しますと、この水蒸気が工場内に水滴をもたらし、当社の配電盤をショートさせました。異常に気づいた私が落ちたブレーカーを入れたとたんボンと燃え上がりました。そこで社長が、ブルーシートで水蒸気の道を作り、扇風機と換気扇で強制的に外に出してあげる工夫をしました。

いよいよ釜焚き

魚作の情熱 ページ1
魚作の情熱 ぺージ3
魚作の干物を購入
強制換気

当社では、釜を2個、使い分けております。先程の大釜は熊野灘海水の塩分を12%ほどまで濃縮する釜で、こちらの小さい釜は焚き詰めて塩を造り上げる釜です。こちらも水蒸気対策をこの様にやっております。

こちらが塩を造る釜で焚きつめては、海水を足し、どんどん焚いていきますと、磯の匂いというか、少し甘いような、伊勢えびを茹でた時のような匂いがたちこめます。3枚目の写真までいきますと塩をすくえる状態になっております。

塩の出来るまで1

塩の出来るまで2

塩の出来るまで3

にがりと塩に分ける1

にがりと塩に分ける2

にがりと塩に分ける3

この様に、釜から塩をすくい上げ、にがりと塩に綿で濾していきます。

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