魚作の干物づくり商品の紹介新鹿物語魚作日記
魚作日記

大寒に入り新鹿町も寒さが一層厳しくなりました。正月明けより寒さんまの丸干しのご注文、誠にありがとうございます。念願の寒さんまを21日に700キロほど仕入れました。サンマの組成率は、大1割、中3割、小6割と正月前のサンマよりぐっと小さくなっております。気になるアブラ加減は大サイズを中心に抜けきれていないものがありますが、正月前のものよりは少な目であります。

念願の寒さんま
大寒の21日に私が競り落とした寒さんまです。この日の入札は自分的に結構、心臓がバクバクしました。

平成16年
1月23日(金)の日記


紀州 熊野特産品 寒さんまの丸干し

魚作商店
寒さんま
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2003年の魚作日記
紀州 熊野特産品 魚作商店
寒さんまの丸干しについて
熊野灘で寒の入りから寒明けまでに捕れるサンマを寒さんまと呼び、その期間中でもサンマの腹にえさの未消化物が入っていない朝方にとれたサンマを丸干しに加工します。寒ザイレ(寒サンマ)は11月、12月のサンマより小さくなりますが、アブラが抜けて丸干しに適した素材になります。

その寒ザイレを熊野海岸部特有の低湿度で、風速の強い寒風で天日干しをして干しあげます。

大自然の海の恵みと、遊木・二木島サンマ漁船の漁師さんたち、そして熊野の寒の気候と魚作商店の情熱がミックスされた季節限定商品であります。

朝一番に魚作商店加工場の屋上に天日干ししている様子です。 高さ約8メートルの屋上では、周りに障害物がなく、寒の寒風が非常によく吹き、とても寒いのですが、 屋上から見える新鹿の町や、新鹿海岸が朝日の光によってリフレッシュされているようで私自身も今日の活力がみなぎってきました。
寒さんまの天日干し 新鹿海岸
これは昼のさんま丸干しと新鹿海岸の風景です