今日の三重南紀
NEWS(ニュース)・平成24年4月18日

JA三重南紀では、産地の若返りと活性化を図るため、地元で育成された新品種「みえ紀南1号」など、優良品種への更新を進めています。しかし品種を更新すると、収穫できるまで未収益期間(収入のない期間)が発生し、生産者の経営上の課題となっています。

そこでJAでは、これまでポット栽培で供給してきた2年生の苗木を、休耕田でさらに3〜4年生まで育成して生産者に供給し、品種更新の際の未収益期間を短縮する取り組みに着手しました。

JAでは、御浜町内に30aほどの休耕田を借り受け、「みえ紀南1号」など優良品種の苗木約1万本を育成する予定となっています。