中晩柑の袋かけ作業 三重南紀特産のカラ、セミノール、デコポンなど中晩柑の袋かけ作業が急ピッチで行われています。
これはセミノールです。 袋かけは、鮮やかな果実の色が日光によって退色することを防ぐ、 寒さを防ぐ、鳥などの食害を防ぐ、などの効果があり、 高級中晩柑の栽培では欠かせない作業です。 袋かけの方法! 生産者によって袋かけの方法はいろいろあるようですが、 一般的な方法を紹介します。
果実の袋は3重構造になっていて、 保温性や耐水性があります。 袋には切れ込みがあって、隅のところに 固定用の針金が付いています。
まず、果実を包み、切れ込みから枝の部分を出し、 針金が真ん中に来るようにします。
両サイドを折り
最後に針金の部分を折り込んで固定します。
出来上がり^^!
こうやって春まで、美味しくなるまで完熟させます。 春の収穫が楽しみですね。