今日の三重南紀
NEWS(ニュース)・平成21年11月30日

中晩柑の袋かけ作業
三重南紀特産のカラ、セミノール、デコポンなど中晩柑の袋かけ作業が急ピッチで行われています。

これはセミノールです。
袋かけは、鮮やかな果実の色が日光によって退色することを防ぐ、 寒さを防ぐ、鳥などの食害を防ぐ、などの効果があり、 高級中晩柑の栽培では欠かせない作業です。

袋かけの方法!
生産者によって袋かけの方法はいろいろあるようですが、 一般的な方法を紹介します。

セミノール
袋かけ1

果実の袋は3重構造になっていて、 保温性や耐水性があります。
袋には切れ込みがあって、隅のところに 固定用の針金が付いています。

袋かけ2

まず、果実を包み、切れ込みから枝の部分を出し、 針金が真ん中に来るようにします。

袋かけ3

両サイドを折り

袋かけ4

最後に針金の部分を折り込んで固定します。

袋かけ5

出来上がり^^!

袋かけ6

こうやって春まで、美味しくなるまで完熟させます。
春の収穫が楽しみですね。