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エイサー

エイサーとは

エイサーの主体は太鼓と踊り。
地謡(三線)の演奏に合わせて太鼓を叩くとき、身体をひねる、しゃがむ、飛ぶ、回転するといった空手の型が取り入れられたアクションを見せます。
最近では沖縄ブームに乗って、本土でも各種のイベントや学校の文化祭、運動会といった行事にも多く 演じられるようになってきました。
数十人の太鼓踊りの統一感、一斉の躍動といった勇壮さが、エイサーの大きな魅力の一つなのです。
一方、手踊りは琉球の舞踊を基礎とした優美な動きです。太鼓踊りの勇壮さに対して女性の優しさを表す流れるような踊りが特徴です。

エイサーのもとは浄土宗

袋中上人

この袋中上人、生まれは現在の福島県いわき市。
浄土宗の僧としてかなりの勉強熱心な人物であったようです。
そして、袋中上人は、仏教を更に深めるため中国へ渡りたい、と船で中国に向けて出発したようですが、秀吉が朝鮮出兵を行った直後、朝鮮をはじめ、中国も海上警備を固めていたため、日本海を越えられなかったのです。
その後、南へ南へとわたりましたが、中国へ渡ることかなわず、1603年、本土では徳川家康が征夷大将軍となった年に流れ着いたのが当時琉球王国であった今の沖縄です。
この時期、尚寧王に招かれた席で、三線の音に合わせて念仏踊りを踊ったのがエイサーの発祥であるといわれています。この念仏踊り、袋中上人の出身である福島県にいまでも太鼓を持ちながら踊り歩く念仏踊りが残っているといわれています。
  

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