j-tokei1.jpg (38260 バイト) トケイソウ(観賞用)の実を食べました
(2009.7.12:自宅にて)

 トケイソウの種類は多く観賞用から食用つまりパッションフルーツをならせるクダモノトケイソウまでいろいろあるそうです。
 当家では4年前からこの写真(多分一番多くの人が植えている観賞用)の花を栽培しています。
 パッションの語源は南国ではなくて、受難曲のあの受難という意味だそうです。その手の人にはこの花の形が受難の時の形を連想させるそうです。
j-tokei2.jpg (29784 バイト)  で、今年突然、実がなり始めました。今6個なっています。 トケイソウは自家ふわごうらしく他の花粉がないとなかなか実を付けないそうなので、近所にトケイソウを栽培しだした人がいるのかもしれません。
j-tokei3.jpg (25043 バイト)  大きさはビワの実くらいで、大きいのは鶏の卵近くのもありました。 これはまだ少し青い部分が残っている実です。
j-tokei4.jpg (25951 バイト)  これは、青い部分が無くて完熟のようです。
j-tokei5.jpg (16040 バイト)  包丁を入れると全ての実から赤いゼリー状のものが出てきました。 これの中には種が入っておりその周り赤いゼリー層が覆っている感じです。丁度アケビの実のような感じです。
 昔食べたパッションフルーツは中がしっかりゼリー状に固まっており、味が濃くて甘酸っぱい感じでしたが、こいつを食べたところ、穏和な甘みがあってどこかアケビを思い起こしました。
 全然癖はありませんが、中の種をつぶしてしまうと苦いので、口の中にしばらく入れてははき出さなければなりません。このめんどくささもアケビに似ていました。
 完熟したものは酸味は感じなかったのですが、少し青みが残っているものは酸味が少しあってその方が単純に甘いより美味しい気がしました。
 ただ、ボリュームが少ないのであまり食べた気がしません。
j-tokei6.jpg (32397 バイト)  小1と小6の娘にも食べさせました。感想は「美味しいやん!」で喜んでいました。
j-tokei7.jpg (24310 バイト)  さて、残った皮はというと、これがすかすかで味がほとんどしないので用無しです。
 本当に可食部分が少ないけど良い体験が出来ました。