れいめい塾
古西伸崇

地味な11期生と新タイプを予感せしめた13期生の狭間にたった一輪咲いたあだ花か。
最初の第一印象・・・暗い目をしている。斎藤太郎が塾にやって来たときのことを思い出した。
中２の夏休み、古西は母親の命令で塾に入れられた。夏休みだったか・・・「よく解けたな」と俺。三重県統一模試の過去問、一次関数の応用の難問が解けたときに初めて笑った。
成績は上がっていくものの、西郊中での同級徒は塾にいない。成績が上がったことから塾を辞めたいと言っても母親からは相手にされず、鬱々とした中３の１年間が始まった。
そんな時期の古西の心を鼓舞したもの・・・それは、塾の過去の広告に掲載された先輩たちの作文だった。

延々と続くやろな、飲みながら話したら三晩はかかるで・・・ to be continued.

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