れいめい塾
山本豊

ホームページ上では、ユタカ・豊で登場。
滋賀県高島市安曇川出身。琵琶湖に臨む風光明媚な集落、若者にとっては何もない集落で育つ。
大学時代よりサンケイスポーツでバイト、ゆえに学生にしては異常に金回りがいい生活を送る。数えられないほどの恩恵に被りました。
野球好きが高じて、はたまた西本幸男（近鉄バッファローズ監督）に惚れ込んで、就職活動を一切することなく、そのままサンケイスポーツで野球担当として人生を送ることに。
根っからの古いタイプ、飲む・打つ・買うが三拍子揃ったスポーツライター。毎日のように梅田界隈で飲んだくれる。たまに大阪で飲もうものなら、寂しがり屋でもあり朝まで帰ろうとしない。こっちが無理やりタクシーにねじ込んでも途中で降りてくる始末、あげく「もうちょっと行こや」
いつしかデスクから編集局長補佐へと・・・。そんなユタカに俺は、自分自身にプライドを持てずに鬱々とした青春を刻んでいた６期生の智博を預けた。
皆が就職し社会へ出て行くなかで、智博は自分の実力を測りかねていた。順当ならば「大阪の中小企業の営業あたりでしょう」と冷静に言うわりには、そんな人生をできれば回避したい様子が見てとれた。大学へも行かず、週に一度か二度は梅田に出て映画を見る、それ以外は下宿でビールを飲みながら文庫本を読みふける・・・。俺の青春時代の残り火に手をかざしているような生活、俺は智博のそんな生活をあえて断ち切ってやろうと強引にユタカに引き合わせることにした。ユタカから電話があった・・・大学の頃のオマエに似ているな。

泣きそうになるのを堪えながら・・・ to be continued.

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