吹けよ風、呼べよ嵐、米子へ届け!暑中お見舞い 2004年の夏"

第一週




東大志望の愛の場合・・・
先日の全国統一模試では英語の偏差値80以上を叩き出して津高トップ。数学も偏差値70と安定しているものの、課題は国語。内訳で見ると、古典と漢文はいいのだが現代文に足を取られているのが気になる。これは大西講師の来襲で克服できると踏んだものの、土壇場で入院という非常事態発生。
しかし愛の場合、現代文よりやっかいなのが社会。当初の日本史と地理から森下と古西のアドバイスもあり世界史へシフト。ところがその世界史、全くの手つかずの状態・・・これでは文系、それも東大を受けるなんて片腹痛し! この夏の課題は受験教科の社会2教科である世界史と地理にどこまで目安をつけるかが最重要課題・・・。

愛の7月20日
世界史一問一答を8ページ(これは毎日の課題)。
現代文・アチーブを1ページ。
センター実戦問題集・英語(これは鬼の古西先輩からの課題)。
英語の宿題を5ページ。
数学の宿題を11問。
漢文・古文を1ページ。

塾頭のコメント
世界史の一問一答を一日8ページ、それも高校で習ってないところが範囲というのはきついはず。しかし文系ににもかかわらず社会に手をこまねいていた高3の佐藤を活性化させるには、後輩と競わせるしか術はなかった。その世界史の試験、始まってから今日で約2週間が経過。「一問一答はやっても効果がない」と高校の社会のセンセが言ったとかで当初は乗り気でなかった肝心かなめの佐藤。ところがそれまでは偏差値が50を切っていた模試の成績が、先日の進研模試では東大志望の友達に勝ったと騒いでいた。高校受験の日々を共に過ごした生え抜きの生徒なら俺に対する信頼もそこそこにはあるだろう。しかし高校の途中から塾に密航してきた佐藤にとっては俺の指示・・・一問一答を毎日刻むように8ページ・・・という過酷な課題に従うには多少の抵抗があったと思われる。まあ、これでちったあ信頼してくれたかな。
どんな参考書であろうが、どんな問題集であろうがそれがどうした。教材に貴賎などあるはずがないのだ。やり続けることだけが、受験における全ての要だと俺は自負している。

愛の7月21日
世界史一問一答を今日も8ページ(まだ高校で履修していないところをするのは辛い)。
現代文・アチーブを1ページ。
英語の宿題を5ページ。
古文・漢文を1ページ。
数学教科書のベクトル方程式。

塾頭のコメント
津高の野球部、あえなく1回戦で敗退。わざわざ京都から慎太郎と松原のプレーを観にかけつけた森下曰く、「点数では津高が負けてるわけやけど、試合だけを見るならなんや3点や4点リードしているような錯覚に陥ったわ。余裕があるんや・・・」
明日から慎太郎と松原の受験生活が始まる。プライオリティとしては、まずその奇妙な余裕の克服から始めなければ・・・。

愛の7月22日
世界史・・・覚えられんだ。
現代文・古文・漢文を1ページ。
英語の宿題を3ページ。
英文法の塾内試験。テーマは助動詞と仮定法、助動詞はミス4・仮定法ミス6。

歯学部を狙う龍神の場合・・・。

チャートの数学をやってました。エリアは正弦・余弦あたり・・・もう完璧っすね。
英文法の試験はミス3でトップ・・・助動詞は得意なんっすよ。
これから化学の無気をやっつけます! その前にちょっと食事に・・・。

塾頭のコメント
食事にだけ帰ったはずの龍神が姿を見せたのは3時間後・・・。今夜は化学と心中!との威勢もどこへやら。午前3時に教室をのぞくと先輩が残していってくれたマットで眠りこけている。全国ランキングに名は連ねてはいるけれど・・・受験生としての完成度はまだまだやな。
助動詞の塾内試験は塾頭主催で、昼の12時からスタート。中3の夏季講習が始まる午後1時30分までをマクドのハンバーガーを教える俺も生徒も頬張りながら授業が進む。大学受験の過去問33題から成る助動詞の試験ではトップが龍神のミス3、次いで愛のミス4。それに高3の佐藤(三重6年)が続く。高校生全学年対象とは謳っても、まあ自信がない奴はやらないようだが・・・。この変則な授業誕生のきっかけ、塾の勉強に時間を取られて高校のオーラルの成績が悪かったとの言い訳に勤しむ高1のアホウ共。英文法なんてそれほどの時間をかける必要もないことを実践していくのがこの授業の目的。その肝心の高1、トップは岡南(津高)のミス6。次いで、れいと悠志がミス10。この二人に食われたのが高2の岡(三重6年)や千紗(津東)や沙耶加(津)。素直に頭を垂れる岡、採点する俺の横で泣きそうな表情の沙耶加に比べ、ここ最近は征希に英語の稽古をつけてもらっている千紗、「高1に負けて頭に来た!」と絶叫したという・・・いいねえ、そうこなくっちゃ。

愛の7月23日
現代文・古文・漢文各1ページ。
英文法・語法講義&準動詞(日栄社『毎年出る英文法』の1章)。
センター1993年度本試★170点★(ちょっと時間オーバーしたけど・・・)
「英語ばっかの一日でした」

塾頭のコメント
1993年度センター試験はウチの4期生(邦博や越知など)の時の試験。平均点は200点中106点と、過去センター試験の中で2番目に低い。この試験を時間を10分ほど超過したものの170点とは褒めてもいい出来。まあ、愛は明日は友達と名古屋まで『 Disney On Ice 』を観に行くとかで、ここは点数次第では俺からストップがかかると踏んでの火事場の馬鹿力であったやもしれぬ。
ちなみに高3では平田が170点を叩いている。平田は高2の時に「理系は数Vや物理なんかがあってしんどそうだから」という理由で安直に文系を志望。その後、ウチの塾に入り名古屋大文系でA判定が出るまでになった。ちなみに平田は津東でトップを張っているが、津東から久しぶりの名古屋大合格者を出してやろうと腕をぶしていたのもつかの間、将来の職種に悩んだあげくにこの6月になって理系に変更。経済や法学部では自分の将来像が見えない・・・そして理学&作業療法士に標準を合わせての文転ならぬ世にも珍しい理転となったわけだ。それまでの生物1教科に加えて化学を勉強し始めた。こんな時、ウチの塾は小さいだけに小回りが効く。そして理転してからの第1ラウンド、全国統一模試ではそれまでの津東文系1位から、あっさりと理系1位にシフト・・・いやはや。「こんなことになるんなら高2の時にもっと進路について考えておけがよかった」とのコメントは平田。「でも、それまで理系トップの子ってホンマかわいそうやな」とは隼人のコメント。

愛の7月24日
ロス(マイ・ジャパニーズ・フレンド)と『 Disney On Ice 』へ。
夜に塾に来ると先生は法事とかで姿なし。深夜、森下先輩に送ってもらう。古西先輩や森下先輩の車に乗せてもらって分かったこと・・・先生の運転は先輩たちに比べたらかなり安全運転だ!

塾頭のコメント
叔母の一周忌。家族に親父とお袋、おんぼろエスティマに乗せて岡崎の叔父の家まで。大人が33人も集まり盛況だった。俺が生まれて初めて愛した異性・・・合掌。
お袋が「今まで生きてきてこんなに驚いたことはない!」と親父に漏らした俺の金髪が、今日が親族へ初のお披露目となる。
岡崎へは湾岸道路を通って1時間40分で到着。しかし帰りは仮眠は取ったものの、生酒を一升は飲んだこともあってヘベレケで運転。あげく道に迷い高速道路どころか、幹線道に出るのも四苦八苦。なんとか1号線に紛れ込み23号に迂回に成功、川越の『横綱』でラーメン食ってやっと人心地。店内を見回して初めて気付く浴衣の客の多さ・・・そうか、今日は津の花火大会やったんや・・・。
午後6時に岡崎を出発、しかし家に戻った頃には日付が変わっている。そそくさと乗る体重計・・・67kg! 城之崎の旅館で飲めや食えやのあげく乗った体重計は68kgだった。あれから一週間でなんとか64kgにまで回復、自己陶酔に浸っていたのがこれだ! 征希の高笑いが頭の中に響き渡いよる。

愛の7月25日
那理ちゃん(高田1年)や彩加ちゃん(中3)のクラッシクバレーの発表会へ行きました。とっても綺麗でした。えっ、凡な感想やなって? だって私、バレーって全く分からないんです。でも娘ができたら、娘にはバレーをさせるつもり。だってバレーをしてる人って姿勢がいいじゃないですか。私は姿勢が悪いから・・・。
塾に戻ってから、現代文・古典・漢文を各1ページ。
英語の宿題を2ページ。
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