4年生の地域学習「田中善助翁」のお話を教室でしました。以下、その内容です。
善助さんと榊原温泉
善助さんの名前は田中善助(たなかぜんすけ)といいます。
善助さんの水力発電は大きく評価され「関西の電気王」と呼ばれています。
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善助さんは安政5年(1858)10月5日伊賀市に生まれました。
明治23年(1890) 月ヶ瀬保勝会を作って12年間自分のお金だしてきた。
明治36年(1903) 上野岩倉に水力発電を作り各家に電気を送りました。
明治40年(1907) 名張青蓮寺川に水力電気を作りました。
大正 3年(1914) 伊賀軌道会社を作り上野―名張に電車を走らせる。
大正 7年(1918) 名張比奈知川に水力電気を作りました。
大正10年(1921) 伊勢朝熊山登山鉄道会社を作りケーブルカーを走らせる。
昭和 9年(1934) 榊原温泉の復興(ふっこう)を榊原村に協力する。
白山町の榊原温泉口駅からの県道に1万円(現在の2千万円)
を出して開通させ温泉バスを走らせました。
昭和11年(1936)12月20日 榊原温泉復興祭が開催され全国に知られるようになりました。
その善助さん最後の仕事が榊原温泉の復興だったのです。
温泉復興で榊原はどう変わったか。
県道の開通のほか、榊原に電話が開通したし、陸軍療養所という病院も出来ました。