音楽には
国境が無い
安らぎ
楽しさ
想像力
などという意味が深くかかわっています
俺の大親友の話をしたいと思います
今回の話は
グッバイ エディ!ハロ〜マ〜リィ の巻
昔々あるところにロックンロール命の野郎がいたそうな
そこへ平成の炎のギタリストがちょっかいを出しにいったそうな
とにかく
このロックンロール野郎と俺の出会いは、まず
音楽が好き!
という事から始まった
仮に名前を松阪のHとしておこう
初めて会ったのは今から約13年前の暑い夏の夜
友人とともに入った店で彼と出会った
ばっちりリーゼントを決めた彼は
ツイストを踊るかのように腰をフリフリさせながら
「やっぱりロックンロール最高やじょ!」
「エディコクランかっこええじょ!」
とか何とか好き勝手な事をのたうちまわっていた
俺は
「ビール!」
と酒を注文したら、そのロックンロール野郎は
「でも俺はチャックベリーも好き!」
って
俺は久々にライバルに出くわしたと思った
ロックンロール野郎は
「折角来たのに何も飲まへんのか?」
っていうか
「お前がゼンゼン人の話聞いてへんやないか!」
野郎は
「ゴメンゴメン、俺ロックンロール聞くと自分をコントロールできへんようになるんやわ」
「んで飲み物は?」
俺は
「じゃあビールください」
野郎は
「しかしキャロルも好きやじょ」
って
お前しばくぞ!
これがこのロックンロール野郎との初めての出会いだった
月日は流れて、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
「やっぱりボブマ〜リィは最高やじょ♪」
そこには当時のロックンロール野郎に似ている
へんなハゲのヒゲのボケが座っていた
俺は
「お前そんな事ゆ〜ても当時はロックンロール命!やったやんけ」
レゲエボケは
「昔は髪の毛あったでロカビリ〜やったけど、今はもう無理や〜」
俺は
「何でやこのくそハゲ!」
レゲエボケは
「お前も、もしハゲとったらギターやめてジャンベ叩いとんじょ!」
(注)ジャンベ・・・パーカッション
俺は
「うるさいわこのドハゲ!」
「ハゲてもギターは弾けるんじゃ!」
「お前こそなんでロックンロールやめて急にレゲエになったんじゃ?」
レゲエボケは
「お前ら髪の毛ある奴らにわかってたまるか〜!」
って
一体何をわかってほしいんじゃ?
しかも
「坊主は屏風に坊主の絵を上手に書けるけど、俺は屏風にレゲエマーク書いたら
おかやんにしばかれたじょ〜っ!」
俺は
「こいつ、、、ヤバい」
レゲエボケは
「俺はお前らの太陽じゃぁ!」
「たとえ俺が死んでもレゲエは不滅じゃぁ!」
「俺は、赤、黄、緑の3色があったらそれだけで幸せなんじゃぁ!」
俺は心に誓った
「絶対ハゲるまい」と
音楽に国境なんかないけど、髪の毛の量でジャンルが変わるのも
変な話と違うんかい?
レゲエボケは
「ビール」
俺は
「しかしお前も変わったのぉ〜!」
レゲエボケは
「っていうかお前も変わったぞ。まぁビールくれ」
俺は
「しかしエディもボブも同じミュージシャンやんけ」
レゲエボケは
「あぁノド乾いたぁ」
俺は
「今度温泉にでも行こうぜ」
レゲエボケは
「おう!今度行こうぜ、」
「・・・・・・・・・」
「さっきから注文しとるやんけ!はよビールくれ!」
俺は
「やっぱりTOMMY BOLINのほうが好きかなぁ!」
てか?
ここで一句
レゲエボケ
いけはたはやとは
ただのはげ
はやチャンかっこええじょ
お前だけ実名やじょ!