かれこれ8年ほど前にさかのぼりますが
俺は腎臓結石を患って市内の某病院に入院するはめになってしもたじょ・・・
その時の話しを少々・・・
生涯医者要らず,医者知らずをモットーにしてきた俺には
病院というところ何故か新鮮に思えたじょ♪
まず身体健査
医者は俺に
「煙草吸いますか?」
「吸うとしたら1日どれぐらい吸いますか?」
ときた
俺は
「う〜ん。調子がいいときは3箱ぐらい?シケモクいれたら80本ぐらい」と答えてやった
次に医者は
「お酒のみますか?」
ときた
俺は待ってましたとばかりに
「まずはビールを3本ぐらいグイ〜っと飲んでから
ジントニックを3杯ぐらい飲んで、
バーボンをまぁボトル3分の2ぐらい飲むけど調子が良かったら
ヴォッカをロックで3杯ぐらい毎晩飲んでいます」
と答えてやった
すると医者はためらうことなく
「死にますよ♪」
って答えてくれたじょ♪
まぁなんだかんだで一通り検査を終え3階にある病室に連れて行かれた
たどり着いたところは365号室。
これが後に偉大な名曲になろうとは誰が予測しただろうか?
そこへ俺はなんとエレキギター一式を持ちこんで入院生活を満喫していたわ♪
入院も長くなれば自然と友達も増えてくるものですが
そこでの会話といえば些細な言葉が誤解を生みやすく
「おう!元気?」
とでも聞いてしまったらそれこそ戦慄が走るがのごとく
「アホか!元気やったらこんなとこにおるかい!」
とか
「最近あの人見やへんけど退院したんかなぁ?」
とでも聞きゃぁ
「おう。今朝4時24分に退院してったわ。
痛みを感じやんだんがせめてもの救いか。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」
とくるし
もっとひどかったのは
結構あの当時病院内では俺は有名人だったから、
ゼンゼン知らない人が病室にやってきて
「お願いします!祈っていてください」
と訳のわからない事を言っては何度もお辞儀をされたり・・・
後からわかった話ですが何でも噂によると
「あの365号室の髪の毛の長い人は祈祷師の免許を持っているから
手術前にはお参りに行くのがここのしきたり」
とか
っていうか俺は祈祷師か?
そんなパワーがあったら自分で自分を祈祷するわい!
ってな事で結構看護婦さんたちとも得意のカードマジックを駆使して友達になったりして・・・
なかでも思い出に残っているのは
HATCH'S BAR in ○×病院を期間限定で営業していた事でしょうか(笑)
まぁこれは秘密クラブとでも申しましょうか
消灯時間が9時なので9時からの営業でしたわ
お客さんは?
といえばブラジル人が1人,タイ人が1人,そして向いの部屋のおっさんの3人
しかも飲み物はジントニックのみという結構アバンギャルドな店でしたが
不幸な事に4日後に閉店せざるを得なくなってしまいました
看護婦に見つかったじょっ!
のが最大の原因
それと空き瓶処理にてこずったのも原因のひとつ
検尿カップの消費量も多かったしな・・・(笑)
ってなことで1ヶ月ちょっとの入院生活でしたが
あっというまの出来事でしたわ♪
ちなみに俺はその時の入院給付金でオベーションのアダマスを買ったじょ♪
じゃぁ最後にお世話になった看護婦さん達に捧げる曲でも・・・♪
水前寺清子も唄っていましたが,これが本家本元でっせ〜♪
♪365号室のマーチ♪
看護婦は呼んでも来ない
だ〜から歩いて行くんだよ〜
1日1個、三日で三個、
三個砕いて2個落ちたぁ〜
腎結石、尿管結石
汗かき恥書き直そうよ〜
ワタシが去った暁にゃぁ〜
綺麗な花をいけてくれ〜
腕を縛り、足をくくり
ワンツ〜 ワンツ〜
休まないで 直せ〜
それっ ワンツ〜 ワンツ〜・・・