毎年10月になると
F1グランプリなるものが鈴鹿サーキットで行われる
俺の店にもF1クルーたちが毎年やってくる
フェラーリ,ベネトン、ウイリアムス,スチュワート等
フェラーリ編
初めてやって来たのは
フェラーリチームだった
最初の日は偵察隊が2〜3人やってきて
なにやら訳のわからないイタリヤ語で
マンマミ〜ヤ〜♪
とか言いながら
次の日になって
フェラーリのユニフォームを着た奴らが
約10人ほど大挙して押し寄せてきた
ほとんどのやつらはイタリヤ語のみ
英語を喋れる奴は1人しかいなかった
とにかく
すごく異様な光景だった
俺は
ゼンゼン興味がなかったけど
客達は
「おぉっ!フェラーリチーム!」
とか言いながら
サインを求める奴もいれば
一生懸命話しかける奴もいた
そんな中で
ただ1人孤軍奮闘した奴がいた
その名はキャスパ〜でおなじみのC
Cはベロンベロンに酔っ払って
そいつらに
「おいっ!お前ら今ごろまでガソリンスタンドで
働いてたいしたもんや!」
「俺の車ガソリン満タン!それと洗車も!」
あたりは一瞬
シ〜ン
んで
1人の英語喋れる奴が
Cに
「お前アホか?」
って
Cは
「?」
「オイルは大丈夫!」
って
さすがC!
スチュワート編
ここ3年ほど前から
来るようになった奴ら
まぁ俺は
個人的には
こいつらが1番面白いと思うけど
仮に名前をP,R,J,としておこう
Pは結構こいつらの兄貴的存在の奴
Rは英国版横山やすし
Jは太った狸
みたいな感じのやつらです
んで
案の定ビリヤード対決になった
俺はPに
「もし俺が勝ったらその服をもらう」
「負けたらHATCH’S BARのTシャツをプレゼント!」
こいつ等は快く承諾した
ひゃひゃひゃひゃ!
かかった!
俺はとっさにそれを感じ取った
2回戦目
俺は
「もし勝ったらその靴をもらう」
「もし負けたらこのTシャツを返す」
3回戦目
俺は、少し気の毒になってきたけど
「もし勝ったらスチュワートのユニフォームをもらう」
「もし負けたら全部返す」
俺の妹も
「そのGパンえぇなぁ!♪」
Rは
「もし俺が勝ったら明日デート」
「もし負けたらこのGパンあげる」
妹は
ひゃひゃひゃひゃ!
かかったな!
2回戦目
Rは
「もし俺が勝ったらGパン返してくれ!」
「もし負けたらついでに靴も持っていけ!」
3回戦目
Rは
「もし俺が勝ったら全部返してくれ!」
「もし負けたら何か代わりの服を貸してくれ」
結局こいつ等
ほとんどスッポンポンで夜の津の町に消えていった。。。。。。。。。
結構この話はスチュワート連中の中でも有名な話で
去年来た時は季節にもかかわらず
みんな結構、厚着してやって来た♪
今年は何をもらえるのかなぁ?
今年のF1も熱くなりそうだぜ!
さぁ!ビリヤードの練習練習!
追伸
PとJとRへ
ちゃんと練習しとけよ!
ユニフォームありがとう!
2着あると何かと便利です♪
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