オラ〜ッハッチィ！

またあいつらがやって来た

そうか、きょうは金曜日か

スペイン語の勉強の日です




ってな訳で


今回は南米から来た酔豚達の話


略して南米酔豚軍団



初めて会ったのは約４年ほど前にさかのぼります

最初は

「何て気の荒い奴らだろう！」

それが奴らの第一印象でした



しかしそんな彼らも俺にとっては

非常に大切なスペイン語の教師達なんです



普段はめったに聞くことの出来ない

生きたスペイン語を聞くことが出来る日なのであります



まぁこいつ等の飲む事、飲む事

軽く２０Ｌの樽を空にして帰っていきます


俺にとってはかけがえのない素敵な存在なんです



がっ

酔っ払ってくると

とにかくなんでもギャンブルになってしまうんです


ビリヤード、ダーツは勿論

腕相撲

トランプ

サッカー

次入ってくるのが男か？女か？

女の子でも入ってきた暁には

おごり病が出てきてしまうし



まぁそんな奴らの中でも

特にＣ


こいつは曲者です

とにかく金がかかってないと

なぁ〜んにもしない

金がかかると

俄然がんばりやさんに豹変してしまうんです


俺は別にいいけど

ゼンゼン知らない奴らにも

勝負する時に金をかけたがるので

ちょっと困っています


だからときどきシバきます


またＣは

「の」

の使い方が非常に上手です



例えば


「 HATCHサン！ワタシノマケタノゲームノ￥５００ノ
オネガイシマス！」

とか


「アナタノナマエノワタシノ友達ノＣデス！」

とか

おかげで俺の日本語まで

おかしくなってきたわい！




親切にスペイン語を教えてくれるけど

それをそのまま外国で使ったら

その場で

射殺されるんじゃぁないでしょうか？

って言うぐらい

生きたスペイン語なんです



1番面白い時は

元祖米酔豚ＶＳ南米酸豚



米酔豚もかなりの負けず嫌い

南米酔豚もそれに輪をかけるぐらいの負けず嫌い

見ているこっちが

どっちが勝つか金をかけてみたいと

思ってしまうほど



まぁどっちが勝つにしろ負けるにしろ




「お前らうるさいんじゃぁ！」




「もうちょっと静かにせんかぁい！」


ムラ〜〜〜〜！


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