今日の三重南紀
平成26年度 温州みかん施肥設計

1.味1号(10a当たり収穫目標数量 2.5t)
味1号は収穫時期が早い為、根傷みや秋芽防止の為、有機質の高い南紀特号(有機100%)をできるだけ使用して下さい。
樹勢維持に、アヅミン・堆肥等を施用し樹勢回復に努めましょう。

施 肥 時 期 - 肥 料 名 10a当り 施用量 Kg (袋)  備 考
春 肥 2月下旬 いずれかを施用する 南紀特号100 100Kg(5袋)
春肥は石灰施用後、3週間あける。
施用後は、肥効を高めるために中耕する。
3月上旬 三重南紀ペレットSP 80Kg(4袋)
発芽前後 葉面散布 いずれかを散布する 協同液肥1号・協同液肥2号 400〜500倍 窒素主体の葉面散布を7〜10日おきに3回散布する。
トミー液肥ブラック・プロテアー青
花 肥 4月下旬〜
5月上旬
- 三重南紀ペレット15号 30Kg(2袋) 着果が多く樹勢の弱い園のみ施用する。
- 硫酸マグネシウム 40Kg(2袋) 施肥時期が遅れると着色に影響する場合があるので注意する。
初秋肥 10月上旬 いずれかを施用する 南紀特号100 140Kg (7袋) 根傷みや秋芽防止の為、有機質の高い南紀特号(有機100%)をできるだけ使用して下さい。
三重南紀ペレットSP 120Kg (6袋)
収穫後
葉面散布
いずれかを散布する 協同液肥1号・協同液肥2号
400〜500倍 窒素主体の葉面散布を7〜10日おきに3回散布する。
トミー液肥ブラック・プロテアー青
10月中旬
〜下旬
いすれかを施用する 南紀特号100 80Kg (4袋) 施用時期が遅れると肥効が悪くなりますので、遅れないよう注意する
三重南紀ペレットSP 80Kg (4袋)
冬 期 1月〜2月 - アヅミン苦土石灰 100kg(5袋) 炭酸苦土石灰100Kg(5袋)でも良い。PHの高い土壌では施用量を減らすか使用を中止する。
いずれかを散布する アヅミン 100kg(5袋) 樹勢回復の為、必ずアヅミンを施用し、樹勢強化・品質向上の為の客土投入を行う。(10a当り10〜15t)
ふりかけ堆肥エコ(エコファーマー対応) 100Kg (5袋) ペレット状で撒きやすく、腐植酸+天然有機+ゼオライトの省力化資材です。

2.極早生温州(標準園)(10a当たり目標数量3.5t)
極早生品種は、崎久保に限らず一般的に樹勢の弱い品種が多い。
特に崎久保早生は、自然災害を受けやすいのでアヅミン・堆肥等を施用し樹勢回復に努めましょう。

施 肥 時 期 - 肥 料 名 10a当り 施用量 Kg (袋)  備 考
春 肥 2月下旬 いずれかを施用する 南紀特号100 100Kg(5袋)
春肥は石灰施用後、3週間あける。
肥沃(水田転換・若木)園は、基本的に春肥は施用しない。(樹勢に応じ調整する。)施用後は、肥効を高めるために中耕する。
3月中旬 三重南紀みかん配合 80Kg(4袋)
発芽前後 葉面散布 いずれかを散布する 協同液肥1号・協同液肥2号 400〜500倍 窒素主体の葉面散布を7〜10日おきに3回散布する。
トミー液肥ブラック・プロテアー青
花 肥 4月下旬〜
5月上旬
- 三重南紀ペレット15号 30Kg(2袋) 着果が多く樹勢の弱い園のみ施用する。
- 硫酸マグネシウム 40Kg(2袋) 施肥時期が遅れると着色に影響する場合があるので注意する。
秋 肥 10月 いずれかを施用する 南紀特号100 220Kg(11袋) 樹勢の弱っている園地では2回に分けて施肥を行う。
施肥時期が遅れると肥効が悪くなりますので、7割以上収穫したら施肥を行う。
三重南紀みかん配合 200Kg(10袋)
収穫後
葉面散布
いずれかを散布する 協同液肥1号・協同液肥2号
400〜500倍 窒素主体の葉面散布を7〜10日おきに3回散布する。
トミー液肥ブラック・プロテアー青
冬 期 1月〜2月 - アヅミン苦土石灰 100kg(5袋) 炭酸苦土石灰100Kg(5袋)でも良い。PHの高い土壌では施用量を減らすか使用を中止する。
いずれかを散布する アヅミン 100kg(5袋) 樹勢回復の為、必ずアヅミンを施用し、樹勢強化・品質向上の為の客土投入を行う。(10a当り10〜15t)
ふりかけ堆肥エコ(エコファーマー対応) 100Kg (5袋) ペレット状で撒きやすく、腐植酸+天然有機+ゼオライトの省力化資材です。

3.極早生温州(マルチ園)(10a当たり目標数量3.5t)
マルチ園では、木にストレスがかかっているため即効性の液肥や化成肥料を組み合わせて樹勢を回復させる事が重要です。

施 肥 時 期 - 肥 料 名 10a当り 施用量 Kg (袋)  備 考
春 肥 2月下旬 いずれかを施用する 南紀特号100 100Kg(5袋)
春肥は石灰施用後、3週間あける。
肥沃(水田転換・若木)園は、20%〜40%減肥し、樹勢に応じて施肥量を調整する。
施用後は、肥効を高めるために中耕する。
3月中旬 三重南紀みかん配合 80Kg(4袋)
発芽前後 葉面散布 いずれかを散布する 協同液肥1号・協同液肥2号 400〜500倍 窒素主体の葉面散布を7〜10日おきに3回散布する。
トミー液肥ブラック・プロテアー青
花 肥 4月下旬〜
5月上旬
- 三重南紀ペレット15号 30Kg(2袋) 着果が多く樹勢の弱い園のみ施用する。
- 硫酸マグネシウム 40Kg(2袋) 施肥時期が遅れると着色に影響する場合があるので注意する。
秋 肥 10月中旬 - 三重南紀ペレット1号 60Kg (3袋) マルチ撤去後、速やかに施用する。
10月下旬 いずれかを施用する 三重南紀みかん配合 140Kg (7袋) -
三重南紀ペレット1号 120Kg (6袋) -
収穫後
葉面散布
いずれかを散布する 協同液肥1号・協同液肥2号
400〜500倍 窒素主体の葉面散布を7〜10日おきに3回散布する。
トミー液肥ブラック・プロテアー青
冬 期 1月〜2月 - アヅミン苦土石灰 100kg(5袋) 炭酸苦土石灰100Kg(5袋)でも良い。PHの高い土壌では施用量を減らすか使用を中止する
いずれかを散布する アヅミン 100kg(5袋) 樹勢回復の為、必ずアヅミンを施用し、樹勢強化・品質向上の為の客土投入を行う。(10a当り10〜15t)
ふりかけ堆肥エコ(エコファーマー対応) 100kg(5袋) ペレット状で撒きやすく、腐植酸+天然有機+ゼオライトの省力化資材です。

4.早生温州(標準園)(10a当たり目標数量4t)
早生温州は隔年結果の樹が増えています。施肥だけでは隔年結果は直りませんが、適正な施肥で少しでも連年結果安定生産に努めましょう。表年の園地では施肥時期をやや早く、逆に裏年の園地では遅く施肥するなど樹相をよく観察しながら施肥時期・施肥量を決めて下さい。

施 肥 時 期 - 肥 料 名 10a当り 施用量 Kg (袋)  備 考
春 肥 2月下旬 いずれかを施用する 南紀特号100 140Kg (7袋) 春肥は石灰施用後、3週間あける。
裏年園(着果の少ない園)では、施肥時期を3月中下旬に三重南紀みかん配合を80Kg(4袋)又は、2月下旬に南紀特号100を100Kg(5袋)施用する。施用後は、肥効を高めるために中耕する。
3月中旬 三重南紀みかん配合 120Kg (6袋)
発芽前後 葉面散布 いずれかを散布する 協同液肥1号・協同液肥2号
400〜500倍 窒素主体の葉面散布を7〜10日おきに3回散布する。
トミー液肥ブラック・プロテアー青
花 肥 4月下旬〜
5月上旬
- 三重南紀ペレット15号 30Kg(2袋) 着果が多く樹勢の弱い園のみ施用する。
- 硫酸マグネシウム 40Kg(2袋) 着果の多い園は、満開までに施用する。裏年園では施用を中止する。
秋 肥 10月下旬
〜11月上旬
いずれかを施用する 南紀特号100 220Kg (11袋) 施肥時期が遅れないよう十分気を付ける。
三重南紀みかん配合 200Kg (10袋)
収穫後
葉面散布
いずれかを施用する 協同液肥1号・協同液肥2号
400〜500倍 窒素主体の葉面散布を7〜10日おきに3回散布する。
トミー液肥ブラック・プロテアー青
冬 期 1月〜2月 - アヅミン苦土石灰 100kg(5袋) 炭酸苦土石灰100Kg(5袋)でも良い。PHの高い土壌では施用量を減らすか使用を中止する
いずれかを施用する アヅミン 100kg(5袋) 樹勢回復の為、必ずアヅミンを施用し、樹勢強化・品質向上の為の客土投入を行う。(10a当り10〜15t)
ふりかけ堆肥エコ(エコファーマー対応) 100kg(5袋) ペレット状で撒きやすく、腐植酸+天然有機+ゼオライトの省力化資材です。

5.早生温州マルチ園 (10a当たり目標数量4t)
マルチ園では、木にストレスがかかっているため即効性の液肥や化成肥料を組み合わせて樹勢を回復させる事が重要です。

施 肥 時 期 - 肥 料 名 10a当り 施用量 Kg (袋)  備 考
春 肥 2月下旬 いずれかを施用する 南紀特号100 140Kg (7袋) 春肥は石灰施用後、3週間あける。施用後は、肥効を高める為に中耕する。
3月中旬 三重南紀みかん配合 120Kg (6袋)
発芽前後 葉面散布 いずれかを散布する 協同液肥1号・協同液肥2号 400〜500倍 窒素主体の葉面散布を7〜10日おきに3回散布する。
トミー液肥ブラック・プロテアー青
花 肥 4月下旬〜
5月上旬
- 硫酸マグネシウム 40Kg(2袋) 着果の多い園は、満開までに施用する。肥沃な園地は施用を中止する。
夏 肥 6月上旬 - 三重南紀ペレット15号 30Kg (2袋)
秋 肥 11月中旬 いずれかを施用する 三重南紀みかん配合 200Kg (10袋) -
三重南紀ペレット1号 180Kg (9袋) -
収穫後
葉面散布
協同液肥1号・協同液肥2号 400〜500倍 窒素主体の葉面散布を7〜10日おきに3回散布する。
トミー液肥ブラック・プロテアー青
冬 期 1月〜2月 - アヅミン苦土石灰 100kg(5袋) 炭酸苦土石灰100Kg(5袋)でも良い。PHの高い土壌では施用量を減らすか使用を中止する
いずれかを施用する アヅミン 100kg(5袋) 樹勢回復の為、必ずアヅミンを施用し、樹勢強化・品質向上の為の客土投入を行う。(10a当り10〜15t)
ふりかけ堆肥エコ(エコファーマー対応) 100kg(5袋) ペレット状で撒きやすく、腐植酸+天然有機+ゼオライトの省力化資材です。