交通安全キャンペーン 第24回かたつむり大作戦
沢田聖子ライブレポート?

 京都市にある「KBS京都」が、昭和51年より4半世紀にわたって展開している交通安全キャンペーン。
 「かたつむり」のように、ゆったり道を歩こう。 「かたつむり」のように、ゆっくり道を走ろう。 そして、交通事故を減らそう。 と、そんな思いの込められた名称である。
 地域社会における交通安全のあり方を模索している。
 また、参加者たちの善意を形にした「かたつむり基金」が有名。 交通事故で親を亡くしてしまった子供たち(交通遺児)に奨学金を送ろうと、毎年多くの募金が集められている。
 現在のテーマは”LIVE WAY, DEAR ROAD〜明日に架けよう 心の道〜”。

 平成11年のかたつむり大作戦の放送イベントは、京都駅ビル室町広小路広場(通称:大階段)を中心に、4月28日(水)午後3時〜29日(木)午後6時までのチャリティーラテソン(ラジオ・テレビによる27時間放送)が行われた。
 4月28日の午後4時半には、沢田聖子さんも、ミニライブで参加。
 翌29日の午後3時半に行われた「ワコール」のファッションショーでは、立原啓介氏とともに、司会を。 そして、午後5時半から行われたグランドフィナーレでは、総出演者とともに、「あの素晴らしい愛をもう一度」を熱唱した。(沢田聖子さんと「かたつむり大作戦」との関わりは古く、昭和57年には、「走って下さい」を提供している。)
 グランドフィナーレでは、沢田聖子さんもこのキャンペーンの暖かい雰囲気を賞賛していたが、その他、パーソナリティー長門裕之氏が「『今年のまとめ』はしません。 これから、次に何をすべきかを考えましょう。」と、ばんばひろふみ氏が「交通安全のあり方をこの京都から発信しましょう。」と、感想を述べていた。
 この二つの言葉に、「かたつむり大作戦」が、ただならぬイベントであることを象徴している。
 各地から集まってきたSHOKOフリークも、暖かい善意を、募金箱へ差し入れている風景が見られた。
 さて、そんな、各地からこのキャンペーンに参加された方々、いや、このキャンペーンを知った方々、これを機会に交通安全について、自分の考えを見つめてみませんか?