愛器たち

我が愛器たちを紹介します。

クラシックギター
M.TEZANOS PEREZ CONCIERTO 2002-No.503

何とも地味なギターでしょ。
ラミレス工房で20年以上修行を積んだM.テサーノス氏と、G.ペレス氏の合作です。
驚くべき音量と、スペインの厚い音色。大切に引き込みながら、立派な名器に育てていきたいと思います。

表板:ドイツ松単板
裏板:ハカランダ
側板:ハカランダ&ローズウッド
指板:黒檀(エボニー)
棹:Honduran Cedarマホガニー(黒檀補強)
駒板:ハカランダ
塗装:セラック

ASTURIAS JM-15S 1986

最も活躍しているクラシックギター。 ASTURIAS特有の甘く延びるサスティーンが魅力です。 すでに生産中止になったシリーズ。
表板がかなり分厚く、音量をつけるのにかなりの時間がかかりました。 ただ、まだヘタレな頃に馴らしをしたので、ウルフ・ノイズがキツイというクセのある音になってしまっています。 しかし、豊かな音色は、さすがハンドクラフト。

表板:ドイツ松単板
裏板・側板:インディアン・ローズウッド単板
指板:黒檀
棹:マホガニー(黒檀補強)
駒板:ハカランダ

ASTURIAS PRELUDE-S

上のギターとほぼ同じモノですね。 音量はさほどないのですが、はっきりとしたアタック音が得られるので、最近のステージではこちらが主流。 木目も綺麗なのもステージでは大事ですからね。
あっ、失敬。 このギターは嫁さんの「けちゃ」の所持器で、借り物でした。(^^;;;;;

表板:ドイツ松単板
裏板:インディアンローズウッド単板
側板:ローズウッド・ハカランダ3ブライ合板
指板:黒檀
棹:マホガニー(黒檀補強)
駒板:ハカランダ

ASTURIAS A-8ALT

弦長540mmのレキントギターです。合奏でアルトのパートとして使うため、中古で入手しました。 チューニングは、普通のギターより5度上げて使っています。(H,E,A,D,F#,H)
世間では普通、アルトギターというと、新堀式の楽器を使うのですが、どうしてもあのいびつな形が気に入らず、このラウンド型のレキントで代用しています。 音量は充分あり、杉の乾いた響きが、合奏では際だちます。

表板:杉単板
裏板・側板:ローズウッド
指板:黒檀
棹:マホガニー
駒板:ハカランダ

 

フォークギター
YAMAHA FG-400MS

初めて自前で買ったギターです。艶消しで渋いギターです。
ピックガードのシールは、すーさんずマークです。
雨や雪の中でも活躍したので、かなり傷んでいるのですが、まだまだ音量もあるし、クリアな音質のため、なかなか手放せないでいます。 まさに愛器ですね。

表板:スプルース単板
裏板マホガニー単板
側板:マホガニー
指板:パリサンドル
棹:ナトー
駒板:パリサンドル

Artisan ミニギター

旅のお供に、と思って買った中国製のちっちゃなギター。やはり艶消しです。

 

エレクトリックギター
YAMAHA SG-1000N

高校生の時、高中正義カブレの先輩の誘いに乗って買ったギター。元音がクセが有りすぎて使いにくいので、練習用に使っています。
YAMAHAのSGというと重いことでも有名ですが、シリーズ中最も軽い4.2kgの計量型です。 色がインディゴブルーという珍しい色をしています。 バイディングが飴色に変色し、いい味が出てきています。 また、トーンのつまみを押すことで、シングルコイルのピックアップに変身するあたりも面白いですね。
このピックガードにも、すーさんずマークが貼ってあります。

胴板:メイプル&マホガニー
指板:ストライプエボニー
棹:マホガニー
ピックアップ:セミオープン・ハンバッキング2本
コントロール:ヴォリューム2、トーン2(プッシュスイッチ付)、スイッチ

Fender ST-62-30th(Anniversary)

ストラトキャスターが欲しくて楽器屋へ行ったら、幸いにもイイ質の国産ギターに出会ったのでGETしました。Fenderジャパン創立30周年の限定モデルということもあって、ライン生産版より高価だったのが痛かったです。
握りやすいネックと、安定した音質には信頼がおけます。

胴板:アルダー
指板:ローズウッド
棹:メイプル
ピックアップ:ストラトヴィンテージ3本(USA)
コントロール:ヴォリューム1、トーン2、3ウェイスイッチ

 

チャランゴ
フォルクローレで使用される楽器です。その昔、スペイン人がアンデス地方を征服した際に入ってきたギターを真似て作られたのが始まりだとか。
NEW
HELMAN RIVAS

ボリビアの著名なチャランゴ製作家であるドンイサック・リーバスの息子ヘルマン・リーバスが作製。とても乾いた音でやや軽めの音色が愛らしく感じます。
キルキンチョ胴のチャランゴは、すぐに表板が反ってしまうとききますが、このリーバスは丈夫な上によく乾かしてあるので、その心配はなさそうです。
やっぱ、チャランゴはキルキンチョ胴でしょ。(^^)v 毛が生えています。耳がついています。動物のにおいがします!

表板:松(ドイツ松やエゾ松ではなさそう)
胴:キルキンチョ(アルマジロ)
指板:黒檀
棹:何だろ?
駒板:わかんない?

 

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