�@娘のアトピー

　　　　　　　　次女が小さい頃、首の後ろあたりから背中にアトピーを抱えていました。白いカサカサ状で特に首の後ろ。ひどくなると副腎皮質ホルモン剤を塗り、
　　　　　　　　引くとすぐにやめる。。。を数年続けていました。お医者さんは４ヶ所かかりましたが処方される薬は、程度の強弱が違うくらいでほぼ同じ内容。
　　　　　　　　たっぷりつけて完治させなさいと最後のお医者さんに言われて「？！」。塗り続ける怖さを知っていた私は、逆に塗るのをやめました。手作り石けん
　　　　　　　　を使い、衣類の洗濯も合成洗剤をやめて１年過ぎた頃。知らぬ間に首の後ろがきれいになってる〜。大きくなれば自然に治るよ。。。とも言われて
　　　　　　　　いたけれど、大きくなったからだろうか？ともかく皮膚がきれいな状態になっているのだ。もしかして。首の後ろがひどかったのは、シャンプーとリン
　　　　　　　　スのせいだったのかもしれない。今、自分で髪を洗うようになり、お姉ちゃんの真似をして市販のシャンプーリンスで洗っている。つけるのは少しで
　　　　　　　　濯ぎはしっかりとすることをいちいち言う。ぬるつきを気にするくせに使いすぎて何度もお湯で流してる。それってとっても無駄なんじゃないかな？

�A大阪の叔母達

　　　　　　　　母の姉が二人、大阪で暮らしている。数年前に入院したのをきっかけにおみやげに持っていった。手作りが好きだと知っていた叔母達は「相変わ
　　　　　　　　らず手作り？これあんたが作ったん？」と小さな石けんを嬉しそうに受け取ってくれた。退院後使ってみたらしい。電話がかかってきた。「まぁ聞い
　　　　　　　　て！あの石けんを使ったら、お肌がしっとりしてつるつるのすべすべになったんよ〜〜赤ちゃんの肌みたいに」。叔母は母の姉だから、少なくとも
　　　　　　　　６５歳を超えている。赤ちゃんの肌は大げさだろうけど。次に会いに行ったら、触ってみろと言う。うんうんすべすべやなぁ〜（汗）。もう他の石けん
　　　　　　　　は使えないと言い、失敗でもいいから頂戴か〜と言う。失敗と言ってもそうそう出来ないよ、おばちゃん。。。そのうちおばちゃんの子どもや孫も
　　　　　　　　使いだし、軽いアトピーが楽になったと喜んでくれている。送ると送料がかかりすぎるので、行くか来たときに渡すことにしている。私より石けんを
　　　　　　　　ありがたいと思い使ってくれる人が身近にいるなんて、作り始めて数年。孤独な気がしてた私に日が差した出来事だった。そして今も続いている。

�B頭のかゆみ

　　　　　　　　ずっと以前から頭のてっぺんがかゆかった。毎日丁寧に洗ってもてっぺんがかゆかったのだ。父のフケが治ったのを考えた時に浮かんだのが
　　　　　　　　「このかゆみもまた合成洗剤によるものではないか？」と言う疑問。さっそく石けんで試してみる。この頭のかゆみは日中は気にしていないので
　　　　　　　　うっかりしがち。しばらくしてやはりかゆみがない事を確信した。頭皮が気持ちいい。
　　　　　　　　　石けんで髪を洗うと少々きしむ感じがする。これはアルカリに偏って髪の表面が開いている状態。薄目の酸で中和すると髪の表面（キュー
　　　　　　　　ティクル）がひきしまりリンス効果が出る。ただ酸性がきつすぎるとなおのこときしみが強くなるから要注意。「食酢にエッセンシャルオイル」が
　　　　　　　　ポピュラーだが、今一使いづらい。酢の臭いが苦手ならクエン酸がお薦め。長持ちするし無臭なのがいい。