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銭湯黒鱒
Magazine

2004 BASSMASTERS CLASSIC 10/17

WESTERN DIVISION

RESULT

Tour 2004
Qualified(選手の部) Press(パートナーの部)
stand name club cought weight penarty total stand name club cought length
1 築  山   滋 SHONAN 3 2525 - 2525 1 君 島 義 則 SHONAN 1 40.5
2 中 山  毅 彦 CENTRAL 2 2460 - 2460 2 郷 原正 志 WESTERN 1 33.5
3 吉 巻  久 男 SHONAN 5 1680 - 1680 3 米 原 佳 男 SHONAN 1 28.7
4 塩 倉   晃 CENTRAL 1 1025 - 1025 4 渡 辺 尚 昭 EASTERN 1 27.0
5 小笠原 弘光 WESTERN 1 1025 - 1025 - 原嶋敏彦 EASTERN 0 0
6 小 川  貴 紀 TOKYO 1 870 - 870 - 小松靖雄 EASTERN 0 0
7 三 橋  勝 紀 SHONAN 1 550 - 550 - 鈴木幹往 TOKYO 0 0
8 中 丸  洋 二 SHONAN 1 495 - 495 - 相馬正博 SHONAN 0 0
9 鈴 木    守 SUPER 1 280 - 280 - 川田尚幸 SHONAN 0 0
- 宮 沢 友 樹 EASTERN 0 0 - 0 - 沢田慎司 SUPER 0 0
- 高 橋 義 真 TOKYO 0 0 - 0 - 島津靖雄 SHONAN 0 0
- 佐 藤 義 和 SHONAN 0 0 - 0 - 池田恵三 SHONAN 0 0
- 井 上 弘 道 SHONAN 0 0 - 0 - 舟木昌巳 SUPER 0 0
- 大 部 勝 昭 SHONAN 0 0 - 0 - 鈴木光也 SUPER 0 0
- 本 多 隆 史 SHONAN 0 0 - 0 - 村木義久 SUPER 0 0
- 分 部 拓 也 SHONAN 0 0 - 0 - 翠川英人 OTTERS 0 0
- 佐 藤 徹 SHONAN 0 0 - 0 - 玉越和夫 SUPER 0 0
- 分 部 祐 也 SHONAN 0 0 - 0 - 坂本豊弘 SUPER 0 0
- 和 田 崇 OTTERS 0 0 - 0 - 矢ヶ崎文昭 SHONAN 0 0
- 土屋 真一郎 SUPER 0 0 - 0 - 三村大輔 WESTERN 0 0
- 山田健太郎 WESTERN 0 0 - 0 - 粕山英晃 WESTERN 0 0
- 高 谷 昌 宏 WESTERN 0 0 - 0 - 青木秀安 CENTRAL 0 0
- 神 原 茂 樹 WESTERN 0 0 - 0 - 小関弘康 CENTRAL 0 0
- 中 出 哲 夫 CENTRAL 0 0 - 0 - 堀田祐二 CENTRAL 0 0
- 甲 佐 直 幸 CENTRAL 0 0 - 0 - 鈴木克昌 CENTRAL 0 0
Big fish
name club weight length
中山毅彦 CENTRAL 1370g 44.8cm
2004 Angler of the year
name club 2nd(野尻) classic total
佐 藤 義 和 SHONAN 3540 0 3540
塩 倉  晃 CENTRAL 790 1025 1815
2004 Big fish of the year
name club lake weight length
E/D 中 丸 洋 二 SHONAN 4th亀山 1545g 48.0cm
W/D 塩 倉  晃 CENTRAL 5th池原 1480g 49.5cm

in HAKONE(Ashinoko)

さて、いつもながらお原稿が届くまでは、ダイジェストで画像でもどうぞ!

ご存知「どこどこブラザーズ」
箱根での実績

バスオブ恒例エレキタイム中の佐藤さん(SH)
「さあてっと、今日はどこ行こっかな?」
って感じでしょうか。

っと、ダイジェスト画像だけのはずが、編集中に「飛んで火にいるお原稿」・・・来たんです原稿。Yasuu!様と編集長の原稿クレクレの気を察したのか恐るべし法力! んじゃ、どうぞ↓

 今夜も台風や地震のニュースがあちこちで賑やかだ。
 バスオブクラッシックが過ぎた10月半ばだと言うのに、秋を呼ぶ筈の「野分」は冬を呼ぶまで今年は訪れるつもりなのだろうか?
 
 4年に1度のオリンピックの年、「閏年」この年は例年とは違う!と言われているが今年は天変地異もあったり、湖のコンディションも目まぐるしく変わりアングラー泣かせな試合も多かった。
 それはE/DとW/Dの年間上位で行なわれるクラッシックトーナメントにも当てはまったようだ・・・
 
 例年なら秋も深まった10月中旬まで芦ノ湖の湖水が超満水なのは珍しく、グッドコンディションなバスもシャローから姿を消し始めディープのパターンが王道を行くのが常と思われる時期それが10月だ!
 しかし、熱帯低気圧の大型版である台風がこの時期に来るからか、豊富な水量とシャローの隠れ家の多さからか今年はシャローにグッドサイズを残したままクラッシックトーナメントに突入した様である・・・
 
 私はバスオブに入会してからプラ無しで試合に臨んだ事は無かった。
 しかし今年、生活環境の変化と自由な時間の激減から桧原湖と亀山ダムの2戦、そしてかろうじてクォリファイされたクラッシクの3戦は泣く泣くプラを断念する事となった・・・
 私にとっては参加しただけでは意義の無いのが「トーナメント」、されど一週間前の台風と体調不良から生まれて始めてのプラ無しクラシックが確定となった時から腹を括った。
「司会に専念し、アングラーオブザイヤーの守り立て役に徹しよう・・・と」そして試合はプラをするつもりで、箱根で魚の付き場やコンディションを左右する風を感じベイトを探し箱根で覚えた感覚をおさらいしよう・・・と。
 
 ここ数年いちかばちかでシャローに勝負を挑んだ私は、ことごとく読みを外されホウホウの態となり、いつもディープのジグにやられて来た。
 ただ、ディープでジグをしゃくるのは余程裏付けされた理由と自信が無ければ私には選べない方法。されど、昨年の秋と今夏8月野尻湖ディープで研究してきた魚を探し反応させられるディープの釣りを9月の最終戦「西湖」でマイゲームとして形にすることが出来た!そして9月下旬の山中湖で縦と横・点と線の釣り分けを習得し、芦ノ湖のディープ攻略に自信を持って臨む事が出来たのである。
 
 それがメタルバイブやらテールスピンバイブ・テールスピンジグと呼ばれる関西シーバスから流行が始まった「クルクル」を元祖とするジグスピンだ!
 これをバスに流用し8メーター以深10〜20メーターのディープレンジを手早くカーブフォールをさせながら表・宙・底を手早く探りバーチカルなジグ以上に効率良くバスに出会える・・・そんなジグである。これを有効に使うには幾つかのタックル選択の変更を余儀なくされた。
 まずラインは感度と細さを追及する為にPEラインの0.8〜1号、リーダーはフロロの8ポンド〜10ポンドを1〜2メーターを付け1/2〜1オンスのジグを用意(バイメタルスピン・湾ベイト・エアースピン等)竿はEDGE PRIDE EPGC664にカルカッタコンクエスト51が竿を捌き易く重用している。そして伸びが少なく高感度なPEには、実は確実なランディングの為に固い竿よりも若干柔らかめな竿がディープエリアにはマッチするのだ。
 
 これらの高レベルなタックルが有ったお陰で苦手としていたディープの情報も手に取るように掴め、意図してルアーを操作しイメージ通りの釣りが展開出来たのだ・・・
 
 クラッシック前夜降るような星空と冷え込みから今年初めて秋の深まりを感じた。そしてこだわりのシャローの釣りを封印し敢えてディープ中心にプラ半分実戦半分の釣りを心に決めた・・・
 
 スタート時にも気負いは無かった・・・
 ただ、プラで4キロオーバーを手にしている弟子の中丸の優勝を願い、自らもチェックしたかった彼がメインとするエリアには手を出さない・・・そう誓って。
 唯一気掛かりだった湾内のシャローを見届け各湾のベイマウス、湖流の当る裏側のベイトのたまる淀み、ワカサギがシャローに差す浜のアウトサイド、岩盤から浜に変わる地形の変わり目・・・プラの予想はバスの反応がある場所としてシンクロした様であった、8時に1匹、9時に1匹、10時に・・・と「おいおいあと3時間あればリミットと入れ換えジャン!」大体1キロ平均の40クラスを選んで釣れていただけに、きっと周囲も釣れてるもの!とお気楽モード。
 その後はショートバイトを合わせ損なったり、ファイト中に外れた?モノがあり、波を被ってビショビショになりながら5分前の帰着。
 
 運営の為、選手達に申告を受け、検量の順番を模索する・・・軒並み「ノーフィッシュ申告」芦ノ湖を得意とするメンバーやプラで好結果を得ていたあの人まで。
 1匹が6人、2匹が1人、そして3匹も私のみ(おいおい)、唯一のリミットが「吉巻」ただ1人。彼をトリにそしてW/DとE/Dのトップを盛り上げる為に塩倉・佐藤の両選手はオオトリに・・・
 
まずはプレスパートナーの検量キャッチは4名「27センチ・28.7センチ・33,5センチ」そして私のパートナー腐れ縁の君島が「40,5センチ」ダントツの優勝!
 
 そして選手は1匹キャッチのメンバーの検量を済ませセントラル中山の2匹のウェイトを・・・ビッグフィッシュ賞を取った1匹が貢献し2460グラム、そして私の3匹をバッグから移す2525グラム「ニコニコ」だね!と誰かに言われたがちっともニコニコでは無かった。そして唯一のリミットメイカー「ショーナン吉巻」クーラーを満を持して開く・・・「あれ?小さい」計ってみると1680グラム!?
 
 残されたアングラーオブザイヤー!塩倉1フィッシュ、そしてE/Dのトップ佐藤さんがノーフィッシュに終わったが野尻湖でのビハインドから佐藤さんトータル3540グラム・塩倉1815グラムで2004年のアングラーオブザイヤーは一昨年の私・昨年の井上に続きベテラン「ウラバン」こと佐藤さんがその栄誉を勝ち取った(パチパチ)
 そしてクラッシックのウイナーには何故か私の名前が・・・無感動では無いが緊張感が無く、嬉しいのだが素直に喜べない・・・そんな自分が居た。
 昨年、山中湖のクラッシックには父の他界から参加できず一緒に乗ることを楽しみにしてくれていたウェスタンの粕山クンに迷惑を掛けた・・・よもや今年のクラッシックに自らがウイナーの楯を持つとは・・・。
 「もう辞めよう」、「トーナメントからは足を洗おう」、本気で何度考えたか知れない。
 しかし「まだまだ辞めさせませんからね!」不敵にそして私のような者を認めてくれている小川君や仲間が居た、
 そして私がバスボートに乗るきっかけを作ってくれた「佐藤さん」が奇しくも今年アングラーオブザイヤーを獲り来年の「ナショナルチャンピオンシップ」に挑む気になってくれている。
 こんな偶然に花を添える意味としては今年のクラッシック優勝は意義の有る優勝なのかも知れない・・・そう思えてきた。
 
 カッコ悪い話だが、ウイニングコメント後半昨年の9月から溜まっていた思いと優勝の実感が最後に重なり目頭が熱く、言葉に詰まってしまった。
 
 今年、チームメイトの井上がチャンピオンシップに行きその結果が毎日気になって仕方が無かった、ネットから伝わる情報にハラハラしていた。
 いつかまたあの場所に立てるなら、そんな夢を持ってもう少しバスオブの行方に付き合ってみよう・・・そう思いあの日の回顧にピリオドを打とうと思う・・・
 
 前人未到のクラッシック3勝目次回は狙って4勝目に・・・そんな夢ももてる今日この頃だ。
 
 
wrote  by ショーナンバスマスターズ  築山 tsukky 滋

Winner's Report

パートナー部門でW/D唯一のキャッチっす!

そんでもって、バビューンってアメリカ行き決定!
  おめでとうございます

俺もガリバーと戦いたかったヨ〜!

By  編集長

恐 る べ し !

CONGRATULATIONS !

4位

編集長の独り言「ところ天」

よくぞここまで見てくださった m(。M。)m
今回の独り言は
・・・

ところで、AOY目指しとるオマエとオマエとオマエ、その他大勢ら・・・英語しゃべれるんか?
えっ、しゃべれへんの?俺といしょやん!
なら勉強は?俺はしてるで・・・上達せんけど。
えっ、勉強してへんの! そら、ちょっとズーズーしいで!
アメリカ行きたきゃ、今から駅前留学しな!