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銭湯黒鱒
Magazine
B.A.S.S. of JAPAN Tour 2003

4th 野尻湖戦(7/13)

パームス・クエスト・シマノ・本多電子CUP

WESTERN DIVISION

野尻湖周辺の天気 長野地方

       

新潟上越地方

       信濃町周辺   

ミニ「ノジラ」

カレー大好き「タケレンジャー」も健在!

ドデスカ?コレが「ノジラ」ダ!
ゴーゴー!

麦ワラの○フィーのような・・・

2003 B.A.S.S. OF JAPAN
WESTERN DIVISION
4th. CHAPTER TOURNAMENT
パームス・クエスト・シマノ・本多電子 CUP
Lake Nojiri,Nagano
13-Jul-03
Today’sStand Boat Angler Club Bass Weight Penalty Total 1st to 3rd AY Total AY Stand
1 7p 高谷昌弘 WE 5 3,040 0 3,040 830 3,870 8
2 1 塩倉  晃 CE 4 2,220 0 2,220 6,095 8,315 1
3 5 三村大輔 WE 2 1,880 0 1,880 3,545 5,425 2
4 7 鈴木克昌 CE 3 1,360 0 1,360 3,105 4,465 4
5 4p 早井 隆志 CE 1 860 0 860 0 860 19
6 2p 坂口  昇 WE 2 840 0 840 3,795 4,635 3
7 4 中山毅彦 CE 1 820 0 820 1,710 2,530 12
8 3 甲佐 直幸 CE 1 760 0 760 3,605 4,365 5
9 1p 中出哲夫 CE 1 705 0 705 2,365 3,070 9
10 5p 小関弘康 CE 2 600 0 600 3,665 4,265 6
11 2 小島  茂 CE 1 560 0 560 1,395 1,955 15
12 6 粕山 英晃 WE 1 360 0 360 3,800 4,160 7
13 3p 山田健太郎 WE 1 240 0 240 1,265 1,505 17
14 6p 宅間 弘志 CE 0 0 0 0 660 660 20
以下、欠席者    
                   三橋 勝紀 SH 2,740 2,740 10
堀田祐二 CE 2,575 2,575 11
大部 勝昭 SH 1,705 1,705 16
小笠原弘光 WE 1,260 1,260 18
中村宏之 WE 2,180 2,180 13
川 田 尚 幸 SH 2,065 2,065 14
永田 健一 WE 480 480 21
佐 藤 徹 SH 180 180 23
平林寛基 WE 225 225 22
左:開始15分後のファーストフィシュ(高谷氏)、右:ビッグフィッシュ賞(三村氏)
Data
エントリー 14 人
Total Bass 25
Total Weight 14,245g
Average Bass 1.8
Average Weight 569.8g
Big Bass
Lake Angler Club Bass Weight
上の写真
左:高谷氏
右:惜しくも3戦連続優勝を逃したデータラーボッキー塩倉
1st 西の湖  小関弘康 CE 47.5cm 1650g
2nd 三瀬谷ダム  塩倉 晃 CE 49.7cm 1580g
3rd 風屋ダム  鈴木克昌 CE 42.0cm 1205g
4th 野尻湖  三村大輔 WE 46.5cm 1200g
5th 七色ダム

RESULT

ウイナーズリポート!!

LAKE NOJIRI ウイナーズ・レポート

◆最初にこれだけは言わせてチョーダイ・・

 神戸から片道で約520km、決して近くはないが、それを忘れさせてくれる 魅力 が野尻湖にはある・・ 強烈なスモールのファイト・・ それにも増して、まだまだ手垢にまみれることを知らないネイティブな魚達の反応は、昨今の悲惨なバスレイク事情の中では新鮮で バスフィッシングの原点 を思い出させてくれる。
  参加したメンバーの大半は「来年も野尻でしたい・・」と言う・・ おそらく、スモールが生息すること以上に、長い禁漁期間やボート持込制限などに守られた「湖そのもの魅力」が我々を魅了し、原点である 釣ることの楽しさ を思い出させてくれるからだろう・・ 勿論、ボクも「野尻でしたい・・」一人である。

   釣れ過ぎのプラ 

週末2日間のプラを、睡眠不足ヘロヘロで敢行。野尻の師「丸チャン」からは「釣れ過ぎ・・プラにならないかも?」の厳しいお言葉・・。またもや プラ天国−本戦地獄 なのか? 三瀬谷、風屋のシャローで「前日プラなし1Day」に叩きのめされた 悪夢 が脳裏をよぎる・・ それに今回はエレキが踏めないし「少しでも安定」をと、ディープの小口パターンに絞ることを決意。最悪でもボーター権を奪回できる結果が欲しかった。

土曜は4−5m中心で9本、日曜は812mで17本、すべてスモール(平均800g前後)入替できれば4キロ半(悪くない・・) But 誰でも釣れそうなディープ! 天国モードが続けばシャローの ノジラ を混ぜないと勝てそうもないか? 場所的には、大崎◎(本命)、弁天島○、菅川沖△、砂間×(大穴)の4箇所。キモは、Dショットの誘うパターン By 焼きイモ・・ 投げギス−ロングポーズに比べて3倍程度バイトが多かったので 釣れ過ぎ とはいえ、半信半疑が 確信 へと変わっていった.

 野尻湖では、一日10本上のスモールを手にした釣人に 天罰 が下る・・と言われるが(それほど貴重な魚の意?)、帰りの道中、本当に天罰が下って愛車を大破・・不幸中の幸い自損でケガもなかった上、自力で帰着。「RVで良かった」と、ショーもないことで納得・・(結局、速攻で Newプラド 買っちゃった!)

  やっぱり?野尻も本戦地獄

当日は、ボーターの編集長(18年ぶり?)と相談の結果、大崎で5本揃えてから ノジラ 狙いのプランに決定。この段階では相変わらずの「天国」だったら、バックシートで「オトナシク釣りしていよう・・」と考えていたが・・ 前日からの濃霧&前週よりクリアな水質に、朝から 地獄モード の予感??

朝イチに大崎沖8mで幸先よく一本(950)、でも明らかにプラと違う反応・・ 10mまで沖に出て編集長が2本ゲット、これもプラでは見てないミニ・サイズ(おまけに一本ラージ?) ズルズルと 地獄モード に引き込まれるのを嫌って「ノジラ狩り」を提案して移動。ところが、編集長のミラクル・シャロー攻撃の甲斐もなく 篠原ともえ チャンも、この日は無口??? スイムベイトに追ってはくるが食わないモードで、気がつけば残り2時間半。ここで「ディープの小口拾い」を提案。この段階では、まだ 地獄モード を甘く見ていたので、砂間か弁天様で粘れば釣れると思っていたが・・

砂間沖8mに移動して早々、編集長が1本。朝もそうだったけど「アレ?釣れてる・・」と気になる一言。どうやら止めた時に食っているのを横面に、誘って「コツン」とくるが反応できない苦しい状況が続く・・ 。

霧が濃くなり始めてベイトが4−5mへ移動・・ 底が見える水深ながらバイトは多い。ここで踏ん張れなければクラシック出場権すら絶望かも・・ そんな後がない状況が 集中力 に火をつけた。反射的にフッキングした2本目のスモールは、バイトを全く感じなかった? あれ?ライトリグでも出来るんだ! そう思った瞬間、天から神が降りて来た(ちょっとアブナイ状態?) 立て続けに3本目、4本目と・・思わず声が出る、「ウッシャ〜! ホラ来たで〜 #%@!」横で見ている編集長には何が何だか「わけワカメ」で、アッという間にリミット達成!

集中力が生む 反射アワセ とは・・

 バイトを感じないのにフッキングできる状態とは?「コツン」の「コ・」で反応できたことを意味する。実際のところショート・バイトとは言え、バスが咥えて離すまでに約1秒はある。ところが人間がバイトを感じてから反応するには 0.3 は必要! て、ことはフッキング動作 →ラインが伸びる →フックにテンションが伝わる・・と、「コツン」と手元にきてからでは間に合わないワケだ。 昔、ドン・アイビーノというオジサンが、ドゥドリング(完全に死語ですな・・)というテクを提案したが、実はこれが元祖「電撃フッキング」このテクこそが 反射アワセ だ! <ヒント1>アイビーノがVTRでキモだと繰り返す「パッパッパッ」のリズムとは 0.3 のリズムだが、実際に0.3秒間隔でシェイクなど不可能、彼もしてない? <ヒント2>テニスのレシーブ体制で体を左右にシェイク?するが、次第に細かくなり最後は殆ど動いてないのは何故か? もう判ったよね!

 集中力を要するテクなので、ボクの場合はコンフィデンスが高いパターンでしか神が降りてこない(注:できない)。これまでは、ラバジー、HURAグラブ、ドゥドリング(死語)でしか出来なかったことが、今回、ライトリグで神が降りて来た!!! これはホントに大きな経験で今後につながると思う。

 最終戦の七色ダムは、リザーバーとしては比較的広く水位が安定するので過去の相性も悪くない。なんとかデータラ・ボッキーに一矢報いるには絶好のエリアかな・・ 野尻では苦しみながらも4本と 一皮剥けたかな(アソコじゃないよ!)と思わせる内容だったが、4キロ半がセーフティーか否か? 2位の三村ダイとは3キロないし・・ そう簡単にはチャンプにさせないよ!

はいどうも!最近キャラが変わり、危険な匂いのするオヤジと化した高谷氏は、ヤッパリやばいオヤジやった。
ギャフン! by 編集長