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銭湯黒鱒
Magazine
B.A.S.S. of JAPAN Tour 2003

5th 七色貯水池戦(9/14)

ワイズギア・スポーツザウルス・メガバス・オーナーばりCUP

WESTERN DIVISION

RESULT

Winner's Report !! by Akira Shiokura 

最終戦七色ダム参加された皆さんお疲れ様でした。そしてクラッシック出場権を獲得された皆さん、山中湖頑張りましょう!。

 プロ野球では、阪神タイガースの快進撃!そしてバスオブでは・・怪進撃?今年のタイガースの実力は間違いなく本物!!優勝は間違いないでしょう。しか〜し、私のほうは・・?はたして今年の成績が本物なのか、マグレなのか?自分自身ワカリマしぇ〜ん。ただひとつハッキリしてるのは、あと一つ七色ダムを乗り切れば最高の気分で山中湖へ行けると言う事でした。

#プラ
 AOYのかかった最終戦を絶対に外さないためにも七色未経験の私にできる事、それはプラクティスのみ!そう自分に言い聞かせて、今回は、のべ4日間のプラを行いました。プラでの課題は、まず七色未経験のハンデを少なくするため湖すべてを見て回る事。そして最低でも3キロ以上のパターンを見付ける事の2つでした。
 巷では、「数の七色サイズの池原」と言われる事からリミットメイクは容易だろうと思っていた私でしたが・・。たしかに数は釣れる、ハッキリ言ってメチャ釣れる。でもマメサイズばっかりトホホ・・。
結局、3日間のプラで良くて3500g悪ければ5本で1キロの可能性しか見つけられなかった私は、最後のプラで今までのパターンを一度リセットして1からやり直す事にしました。その結果テキサスリグのカバー撃ちで1キロ前後を獲れるパターンを発見してプラ終了としました。

#本戦
 今回を乗り切れば・・。そんな思いからか金曜土曜の2日間で1時間ほどしか眠れなかった私は、最悪のコンディションで大会に挑まなければなりませんでした。スタート後まず中流にあるブッシュのポイントへ直行しました。予定では、30分も有ればここで5本そろえる事が出来るだろう、そして、この近辺をチェックしていけば4キロくらいのうウェイトは搾り出せるだろう。などと超アマアマな考えで釣りを開始した私を失望させるのに10分も必要有りませんでした。またしてもバスオブマジック炸裂!!全然釣れな〜い!!
 気を取り直して大又川へ移動し立ち木カットテールのノーシンカー、ゴミだまりをベビーブラッシュホグのテキサスで釣り上がって行くも3時間過ぎてもノーフィッシュ、周囲も釣れてる様子が無かったので、「5本持ち帰ればなんとか生き残れるハズ・・がんばれ塩ちゃん!」などとアホなことを自分に言い聞かせなんとか集中力を保ちながら釣り続ける事ができました。
が、途中大事件発生!なんとランキング2位の大ちゃんが、すれ違う時にガッツポーズをしているではないか。これにはさすがに精神崩壊 (+_+) 頭真っ白状態に。しかしパートナーの小笠原さんに幽体離脱しかけた自分を引き戻されなんとか集中する事ができました。
 釣りこんで行くうちに人が見落としがちな沖の立ち木でキーパーぎりぎりではあるが釣れる事に気づいた私は少しでもサイズアップを目指して本流へ移動ワームも4インチカットテールから6インチワッキーワームに変更しナントかリミットメイクに成功 (^-^) 1本入れ替えた時点で残り1時間になっていました。
 最後にナントか1本キッカーが欲しかった為もう一度朝一のブッシュへ移動しかし不発!・・・「終わった」と以前の私ならここで諦めてしまったのですが、昨年の風屋戦終了30分前に46センチを釣った事を思い出し最後まで信じてやり続けることができました。
 そして運命の終了30分前、ブッシュから少し上流の岩盤へ6インチワッキーワームをフォールすると一瞬バイトらしき違和感、普段なら少し送り込んでフッキングするのだがこの時はなぜか電撃フッキング(考えるより先に体いや細胞が反応したような感覚だった)次の瞬間「わっ根がかっつてまった〜」とロッドを揺らすとゆっくりとラインがこちらに動いている、やっぱり魚だったのだ!しかもメチャクチャ走る!ドラグを調節しつつエレキで沖へ移動し慎重に取り込みに成功!(最終的に54cmだったが釣り上げた直後は55以上あったと思う)ライブウェルに入れた直後あまりの事に手足が震えだしその後は釣りにならず、余裕を持って帰着することに。結果3220gと予定どうり3キロ釣る事ができ、しかも優勝することができました。

#あとがき
 「今年は、勝負の年」と思っていた矢先第1戦抽選落ちでノンボーター、ノーフィッシュでスタートした今シーズンでしたが、第2第3戦を連続優勝、第4戦準優勝、そして最終戦も優勝することができたのは自分でも驚いています。毎回パートナーさんに助けられ、最終戦までプレッシャーをかけてくれたライバルが居たからこその結果だったと思います。ウエスタンディビジョンの代表としてクラッシック山中湖では精一杯頑張ろうと思います。ありがとうございました。 m(_ _)m

2003 B.A.S.S. OF JAPAN
WESTERN DIVISION
5th. CHAPTER TOURNAMENT
ワイズギア・スポーツザウルス・メガバス・オーナーばり CUP
NANAIRO Reservoir,Nara
Today’s
Stand
Boat Angler Club Bass Weight Penalty Total 1st to 4th A Y 
Total
A Y 
Stand
1 1 塩倉  晃 CE 5 3220 0 3220 8315 11535 1
2 6 高谷昌弘 WE 5 2040 0 2040 3870 5910 4
3 5 粕山 英晃 WE 5 1910 0 1910 4160 6070 3
4 6p 中村宏之 WE 5 1890 0 1890 2180 4070 10
5 3 坂口  昇 WE 4 1840 0 1840 4635 6475 2
6 7 中山毅彦 CE 5 1510 0 1510 2530 4040 11
7 9 早井 隆志 CE 5 1445 0 1445 860 2305 17
8 9p 小関弘康 CE 3 1420 0 1420 4265 5685 6
9 1p 小笠原弘光 WE 4 1245 0 1245 1265 2510 14
10 4 甲佐 直幸 CE 4 1090 0 1090 4365 5455 7
11 8 中出哲夫 CE 4 1015 0 1015 3070 4085 9
12 10 山田健太郎 WE 4 955 0 955 1505 2460 16
13 5p 堀田祐二 CE 3 760 0 760 2575 3335 12
14 8p 小島  茂 CE 1 525 0 525 1955 2480 15
15 2p 青木秀安 CE 1 385 0 385 0 385 24
16 2 三村大輔 WE 1 300 0 300 5425 5725 5
17 3p 平林寛基 WE 1 235 0 235 225 460 22
18 4p 永田 健一 WE 0 0 0 0 480 480 21
18 7p 宅間 弘志 CE 0 0 0 0 660 660 20
             
    鈴木克昌 CE         4465 4465 8
    三橋 勝紀 SH         2740 2740 13
    大部 勝昭 SH         1705 1705 19
    川 田 尚 幸 SH         2065 2065 18
    佐 藤 徹 SH         180 180 25
エントリー 19
Total Bass 60
Total Weight 21785
Average Bass 3.157894737
Average Weight 363.0833333
Lake Angler Club Bass Weight
1st 西の湖 小関弘康 CE 47.5cm 1650g
2nd 三瀬谷ダム 塩倉 晃 CE 49.7cm 1580g
3rd 風屋ダム 鈴木克昌 CE 42.0cm 1205g
4th 野尻湖 三村大輔 WE 46.5cm 1200g
5th 七色ダム 塩倉 晃 CE 54.0cm 1750g

DATA

stand Angler Club Total
Bass Weight
1 塩倉 晃 Central 19 11535
2 坂口 昇 Western 13 6475
3 粕山 英晃 Western 14 6070
4 高谷 昌宏 Western 14 5910
5 三村 大輔 Western 12 5725
6 小関 弘康 Central 13 5685
7 甲佐 直幸 Central 11 5455
8 鈴木 克昌 Central 10 4465
9 中出 哲夫 Central 12 4085
10 中村 宏之 Western 11 4070
11 中山 毅彦 Central 11 4040
12 堀田 祐二 Central 9 3335
13 三橋勝紀 shonan 5 2740
14 小笠原 弘光 Western 9 2510
15 小島 茂 Central 8 2480
16 山田 健太郎 Western 10 2460
17 早井 隆志 Central 6 2305
18 川田尚幸 shonan 5 2065
19 大部勝昭 shonan 5 1705
20 宅間 弘志 Central 3 660
21 永田 健一 Western 2 480
22 平林 寛基 Western 2 460
23 青木 秀安 Central 1 385
24 佐藤徹 shonan 1 180
25 瀬川 佳亜旗 Central 0 0
25 井上 亨 Central 0 0
25 田坂 光迅 Central 0 0

2003 Total Stands

2003 Western Division Angler of the Year

塩倉 晃 Central 19 fish 11535g

2003 Western Division Big fish of the Year

塩倉 晃 Central 54.0cm 1750g

Big fish

はいみなさんお疲れ様!これにて2003W/Dチャプター戦は終了です。
圧倒的安定感で怒涛の3勝目を飾った、塩倉選手が2003W/Dアングラーオブザイヤーに輝きました・・・パチパチパチ!

・・・おめでとう・・・でも本当のおめでとうは、アメリカ行き決め手からやで〜
このままの勢いで、山中湖でのクラシックも締めくくって欲しいですネ! あのショーナンの井上選手とどう渡り合うか、アメリカ行きをかけた戦いは、目が離せませんナ。
運良く(編集長だけ?)クラシック行きのキップを手に入れたみなさん。名誉あるクラシック行きですから、E/Dの選手に負けないよう気合を入れてくだされ。
次回、クラシックについては、編集長直々レポートの予定・・・こうご期待を


では、塩倉選手からレポートが届いていますので↓↓↓どうぞ〜↓↓↓

七色ティーズオンのスロープ
とても使いやすいスロープだったそうです。

2位のチャブ様
復活!

3位のモナ王
年間も3位とはシブッ!

年間2位のグッサン
リザーバーで強し!

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誰やこんなん撮ったんは! 馬太郎=ウマタロンやろ(怒) 

おまけ