onWeb

銭湯黒鱒
Magazine

By  編集長

恐 る べ し !

バスオブジャパンのパブリックコメント

1.意見の対象となる種 オオクチバス・コクチバス

2.意見の概要 
 特定外来生物指定断固 反対。
 今回の指定についてまったく納得できません。現在、日本に確実に根付いたこのバスフィッシングに関わる業種、業界はもとより青少年への駆除等を遊魚者にも強いる行為等、精神的影響を何も考えず、議論も十分になされないままこのような指定が決められるのはありえません。

3.意見及び理由
 私共はB.A.S.S.(BassAnglersSportsmanSociety)というアメリカに本部を持つ釣り人の団体の日本支部、B.A.S.S.OF JAPANであります。

 私共はブラックバスルアーフィッシングをスポーツと認識し、トーナメント及びそれに準ずる大会、イベント等を主催し、釣りを通して技術の向上と情報交換また青少年の健全な育成を目的とし、ならびにすでに日本に確実に根付いたこのバスフィッシングに関わる業種、業界の活性化をねがい約30年にわたり活動をしております。私共は今回この特定外来生物等の選定に
ついて、オオクチバス・コクチバスの指定に断固反対いたします。
 現在、このオオクチバス・コクチバスの指定にあたり新聞、テレビ等、各メディアでさまざまな報道がされていますが、しっかりとした裏付けのないまま歪曲された主観による報道が多く、よって世論の感情が指定の方向に流されているように思われます。
 本来、オオクチバスはスポーツフィッシングとしての釣る楽しみだけでなく食資源としての価値もある魚として日本に移植されました。我々は今後、こうした、基本的な価値もアピールし活動していきたいと思っております。そして、それこそが日本の食文化にも根ざし他の外来種等で指定されていない、たとえばニジマス等の価値観に近づき社会に受け入れられることを願いつつ、これからもかわらず活動を続けて行きたいと思っております。そのためにもこれからの先を見据えた検討をしていただき、指定解除を強く希望します。
 また、コクチバスについては現在、その資源を有効利用している湖等を考慮していただき判断していただきたいと思っております。

2005年3月2日
バスオブジャパン代表 高野 上

特定外来生物等の選定について