イカパスタ
※いかすみはありません。


長い航海から帰ってきた先輩のMさんがイカの塊を持って帰ってきた。

3cm〜10cmぐらいのが、冷凍されて5kgぐらいのブロックになっている。

普通の冷蔵庫には大きすぎて入らない。

"どうするんだよこれ?"

戸惑いの色を隠せないE.River

いつのまにかMさんは姿を消していた。

"しまった、逃げられた!?"

途方にくれる研究室の学生たち




腐らすのはもったいないので少しでも食べよう。

"皆、あまり乗り気でない。"

強行手段で、とりあえず解凍。

"真中あたりを溶かして真っ二つに折れば冷凍庫にも入るのでは"

なかなか名案だと思い

実行

片方は冷凍庫へ

もう片方は解凍作業を続行

↑半分になった状態

半分でも多すぎる・・・

↑適量をザルに移したところ

普通のサイズのイカなら

内臓を出すなり、食べやすいサイズに切るなりするのだろうけれど

小さすぎる上に、数が多くめんどくさいので

そのままフライパンで炒めることに決定!
(大丈夫なのか?)

解凍作業もある程度進んできたのでパスタのほうもゆでる。

至って順調♪

けっこう上手くいったのではと思いつつ

出来上がりを待つギャラリーを集め

炒めたイカゆであがったパスタを皿に盛り付けて

仕上げにタラコソースをかけて

完成!!

"ジャジャーン"

うーむ・・・失敗ですな。

"不味そう。"

その通り。

"なんか変だよ"

そーですね。

"何これ?"

何だろうね。

色々言われつつ、物好き数名で試食会。

味が微妙に変だ。

不味い。

あっという間にみなさんリタイア

残ったのは

 

E.River
VS
イカパスタ(4皿)&イカの炒め物(どんぶり1杯)

 

"こんなものを作り出してしまった責任"と
"捨てるのはもったいないという貧乏根性"で
不味いもの専門のフードファイターとなったE.River

自分を戒めるために
完食
記録 9分48秒

"残すような奴は軟弱者だ"

"完全勝利だ"

と調子に乗っていたが

 

翌日

下痢、胃痛、発熱、筋肉と関節の痛み、眼のかすみ
(多分、食中毒)

を訴え

撃沈

改めて戒められました。

"もうイカパスタは作りません"


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