暗黒武術会から時は流れ、平和な学生生活をおくっていた幽助たちは、コエンマから魔界と人間界とをつなぐ穴を開けようとしている人間がいることを知らされる。 |
彼の名は、仙水 忍。 元霊界探偵であり、裂蹴拳の使い手でもあった。 |
幽助たちは仙水の配下の者たちをしりぞけ、入魔洞窟に彼を追いつめた。 仙水「ようこそ。 君たちは、歴史的瞬間の目撃者となれるのだよ.... 光栄に思いたまえ」 幽助「てめぇをぶっとばして、穴はふさぐ!」 |
仙水「なかなかやるね。 だが、もうおそい。 第一のトビラは開かれた」 仙水「本当のフィナーレはこれからだ。 この先へ、魔界へ案内してもらおうか」 桑原「どこへだって行ってやるぜ!」 |
仙水「浦飯....まさかおまえが魔族だったとはな。 たのしかったよ」 コエンマ「......忍」 仙水「はじめてたのしく闘えた......ありがとう...... 次こそ......魔族に生まれますように......」 樹 「近寄るな。 もう十分だろう。 いいかげん忍を休ませてやれ」 樹 「忍の魂は、誰にもわたさない......」 樹 「これからは2人でしずかに時をすごす。 おまえたちはまた、別の敵をみつけて闘いつづけるがいい」 仙水 忍は倒れた。 幽助たちは人間界にかえり、それぞれの道を歩みはじめることになった...... |
仙水を倒してしばらくして、蔵馬のところに魔界の三強のひとり、黄泉から助力をたのむ申し出があった。 ことわれば母親らを殺すと黄泉に脅迫され、蔵馬は彼にしたがう。 黄泉にいわれるがまま、蔵馬は妖力が100000Pをこえる者をあつめ、その功績がみとめられて一年のうちに軍事参謀総長となった。 だが、幽助により「魔界統一トーナメント」の提案がなされると、蔵馬は反旗をひるがえし、トーナメントに参加した。 |
蔵馬「次の試合までにコンディションを整えておこう。」 |
桑原「で? 結局誰が優勝したんだ?」 幽助「あ? ああ、煙鬼っておっさん」 桑原「へえ......で、そのおっさん、どんな法律つくったんだ? 魔界の王さまとしてよ」 蔵馬「人間界にめいわくをかけないこと、ということらしいですよ。 こまかいことは決ってないようですが」 飛影「魔界にまよいこんだドジな人間を保護するパトロールもやるそうだ。 まったく、くだらん」 幽助「しょうがねえよな。 負けちまったんだから」 桑原「で、オメーらこれからどうすんだ?」 幽助「オレはラーメン屋でも開こうかと思ってる」 桑原「くえんのか それ....」 幽助「なんだと コラ!」 蔵馬「ははは。 オレは親父の会社をてつだうことになると思うよ」 桑原「もったいねえな、アタマいいのによ。 ....飛影はどうすんだよ」 飛影「....キサマにいう必要はない」 桑原「ちっ、あいかわらずだなテメーは。 まあ、らしくていいけどよ」 |
幽助「おっ、蛍子たちが来たぜ!」 蛍子「コラー!おそいぞ幽助」 桑原「雪菜さーん。 いま、まいりますよーっ。 わあっ!」 幽助「はははは!」 |
仙水を倒してしばらくして、飛影のところに魔界の三強のひとり躯から、部下にならないかとのさそいがあった。 |
飛影はおのれの強さをみがくために、その申し出をうけ魔界にかえった。 |
修行中のある日のこと、躯は飛影に試合をしろと命じた。 相手は、魔界整体師、時雨。 飛影に邪眼の移植と剣をおしえた妖怪であった。 飛影「いつから躯の配下になったんだ」 時雨「おぬしに邪眼の移植を行ってほどなくな。 ワシを倒せたら、手術代は返してやるぞ」 躯 「手術代は、 なんだったんだ?」 時雨「妹をみつけても、兄と名のらぬことです」 飛影「言ったハズだぜ。 はじめから名のるつもりはないとな」 |
魔界に来て一年がたった。 そのわずか一年で飛影は、躯の筆頭戦士の位をかためていた。 そんな時、幽助により雷禅の死と「魔界統一トーナメント」の開催が発表された。 幽助の提案にのった躯は、軍を解散した。そして飛影は、一人の戦士として大会にいどむことになった。 |
必殺技 | 勝 | 負 | |
幽助 | 霊丸ー! | 伊達にあの世はみてねーぜ | うわー! |
桑原 | 次元刀ー! | 男桑原ここにあり! | うっそ〜! |
蔵馬 | お前も死ぬんだ! | 綺麗な薔薇には棘があるのさ | うわー! |
飛影 | 炎殺黒龍波! | ちっ、虫ケラが | うわー! |
仙水 | くそガキがー! いくぞ! | 君はオレには勝てない 魔界の風は扱いづらいな | 次こそ魔族に うわー! |
時雨 | いくぞ | ワシに切れぬものはない | お・み・ご・と |
修羅 | 死ねー! | 何だよわっちいの | うわー! |
魔人 | とどめだー! | 納得できねえリターンマッチだ! | うわー! |
妖狐 | はあー! | もう少し遊んでもよかったか | うわー! |
雷禅 | くたばれー! | あー腹へったなあ | うわー! |
黄泉 | 天魔滅界 | 未熟者が! | うわー! |
躯 | 輝光跳指掌 | この半身はオレの誇りだ | うわー! |