用水管理





中勢用水は事業計画上
補給水 です。

事業受益地の必要かんがい用水量は5,434万㎥。そのうち、河川取水2,096万㎥(39%)、ため

池808万㎥(15%)、不足する2,530万㎥(46%)をダムから補給する計画です。

このことから、先ず地域の渓流水やため池を先使いしていただくことを基本としています。

 

水田かんがいの時期は、平地農業地域と中山間農業地域で異なります。また、天候に左右されがちな渓流取水の地域であっても落水まで補給できるように用水管理しなければなりません。

 

用水管理を少ない職員数で効率良く、そして無駄水を出さないようにするには 配水計画 が不可欠です。

 

水利組織代表者等から各地域のかんがい予定等を収集して立てた配水計画は、水と労力の節約につながります。




中勢用水農業水利施設一般図






土地改良区の業務は 用水管理 が最優先であり、
そのために一年を通してたくさんの
維持管理 が待っています。


 

 



中勢用水中央管理事務所では、水管理システムが管水路施設の漏水に備え、水圧・流量等の変化を監視しています。

原則として、職員が分水操作を行いますが、地域の方が連絡なしに分水操作を行うと、パイプラインの急激な流量変化や圧力変化があった場合に管理システムが漏水と判断し、警報を発する場合があります。操作の際には必ず中勢用水土地改良区へ連絡をお願いします。



ご注意下さい!

土地改良区が管理しているパイプラインやバルブなどは、建設後30~40年程度が経過して老朽化が進んでいます。
土地改良区へ連絡なしにバルブ等を操作され、施設が損傷した場合は、復旧費をご負担していただく可能性がありますのでご注意下さい。


 急なバルブの開栓によるキャビテーション(空洞現象)や、急なバルブの閉栓によるウォーターハンマー(水撃圧)でパイプラインやバルブが一瞬にして損傷する場合があります。



 

 頭首工ヶ所、パイプライン約123.1km、分水工280ヶ所の操作を行います。
また、非かんがい期にはそれらの保守点検を行います。
パイプライン総延長約123kmを直線距離にしますと、津市から西は神戸、東は浜松までになる距離です。

 



台風等の影響を予測し、防災的見地 よりダムから放流を行う場合があります。
(撮影:
平成5年の台風14号、中勢用水土地改良区から見た安濃川






毎年のようにやってくる台風等の増水は、頭首工などの水利施設にとっては天敵です。河川が暴れたあとは、土砂除去やメンテナンスが欠かせません。


有効活用‥安濃ダムの水位は4月と7月~8月の間に著しく低下します。
ダムの水は決して無限ではありません。
渇水になれば、節水や補給停止を行うこともあります。
受益者の皆様には、溜池等を先使いし不足分についてダムの水を利用して戴くようご協力をお願い致します。


 
   



 

中勢用水水力発電所の運転開始式を開催しました 平成28年3月26日


安濃ダムの放流施設を活用した中勢用水小水力発電所(津市芸濃町河内地内)が完成し、平成28年3月27日
三重県鈴木英敬知事、津市前葉泰幸市長、東海農政局の丹羽啓文農村振興部長等を招いて、発電所の運転開始式を
執り行いました。

事業報告の後の運転開始セレモニーでは、鈴木知事と前葉市長、中勢用水土地改良区の田村宗博理事長らが
テープカット(写真)して運転開始式を祝ったほか、発電所を施工した業者5社へ田村理事長から感謝状の贈呈が
行われました。そのあと発電所を稼働して施設の見学会を実施しました。

 〈概要〉

中勢用水小水力発電所は、国営中勢用水農業水利事業で整備された安濃ダムの河川放流水を活用して発電する
最大出力338kWの小水力発電所で、県が農村地域自然エネルギー活用推進事業により整備し、中勢用水土地改良区が平成28年4月1日から管理運営を行います。

中勢用水土地改良区では、農業生産にとって最も基礎的な資源である農業水利施設を適切に維持管理して次世代に
繋ぐため、再生可能エネルギーの有効利用を図るとともに、中勢用水小水力発電所で得られる売電収入を土地改
良施設の維持管理に役立てます。







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