CV-04
ミードLX200-25
観測小屋

観測機材

自作のスライドルーフ観測所です。 2m×2mで狭いです。
基礎の穴掘りから大工仕事まで一人で仕上げました。
晴天時に1日3時間ほどの作業で3ヶ月かかりました。

四方が山に囲まれた谷間の為、地平高度25度以下は
観測できません。光害の少ない紀伊半島ですので、透
明度の良い日は天の川が見えます。
太平洋側の気候で冬季の晴天率は驚くほど高いです。
春と秋は山間部の谷間の為、夜半から朝まで霧が立ち
込めます。
望遠鏡はミードのLX200-25cmF=6.3にレデューサーを
使用してF=5 焦点距離1250mmで視野を少しでも広く
とっています。 CCDのチップが小さい為ですが、レデュ
サーを入れると像が甘くなった気がします。
自作のピラーにスーパーウエッジを取りつけて赤道儀とし
ています。 ピラーの中へ錘と砂を入れて振動対策をし
ていますが、風に弱くて風除けを考えています。
武藤工業のCV-04 (KAF0400 NABG)です。
このカメラはチップ上のゴミを清掃できず、フラット画像
をこまめに取らないといけないので、光映舎さんで
シャッターを気密室の外へ出す改造をしていただき
画面上にゴミが写りこむ事が無くなりました。
冷却温度は外気温から‐30℃をめどに冷して扇風機
で送風することで冷却温度の安定を保っています。
CFW-8A
フィルターホイールはSBIGのCFW-8Aをスペーサーを作り
取り付けています、コントロールは三重県のアイベル
さんのオリジナル(CFW‐8Aコントローラ−)を使用。
遠隔操作で自動的にフィルターの切り替えが出来る、
すぐれものです。
測光用フィルターはIDAS(もとTOKAI)のB,V,Rc,の3色を
使用。 52mmでしたがアメリカンサイズに削りました。