平成13年7月
メタンハイドレードとは、どんなものだろうか。
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構造は、右図の構造になっています。 低温高圧の条件下で、水分子の結晶構造の中にメタン分子が取り込まれた氷状の固体物質。 理論化学式 CH4・5.75H2O 1m3のメタンハイドレードを分解すると、水0.8m3とメタンガス約172m3(大気圧下、0℃)が得られます。メタンガスが、シャーベット状になって海底に存在しています。 |
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| 試算によると国内で、7.4兆m3が埋蔵されています。 これは、1999年度国内の天然ガス消費量の約100年分に相当します。日本周辺のメタンハイドレードの分布状況は、右図の通りです。 |
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平成13年度7月発表のメタンハイドレード開発検討委員会報告書によるメタンハイドレード開発計画として商業的産出のための技術を整備するための6つの目標を設定しています。
1. 日本周辺海域におけるメタンハイドレードの賦存状況と特性の明確化。
2. 有望メタンハイドレード賦存海域のメタンガス賦存量の推定。
3. 有望賦存海域からのメタンハイドレード資源フィールドの選択、並びにその経済性の検討。
4. 選択されたメタンハイドレード資源フィールドでの産出試験の実施(2011年度まで)。
5. 商業的産出のための技術の整備(2016年度まで)。
6. 環境保全に配慮した開発システムの確立。
平成13年度を開始年度とし、目標達成に向けた開発スケジュールは、以下のようになっています。
1.
期間:2001〜2006年度(6年間)
目標:基礎的研究(探査技術、基礎物性、分解生成技術)を推進しつつ
・メタンハイドレード探査技術の最適化を達成
・賦存海域、賦存量を把握
・海洋産出試験対象となりうるメタンハイドレード資源フィールドを選択
・陸上産出試験を通じ、連続性をもってメタンハイドレードを分解しメタンガスを地表に取り出す技術を検証
2.
期間:2007〜2011年度(5年間)
目標:基礎的研究(生産技術、環境影響評価等)を推進しつつ
・選定された資源フィールドの資源量把握
・日本近海での海洋産出試験を実施し、生産技術を検証
3. 期間:2012〜2016年度(5年間)
目標:商業的産出のための技術を整備し、経済性、環境影響等を検証
個々の詳しい技術開発内容は、別途資料がありますが、ここでは、省略します。この計画を天然ガスの安定供給確保のための重要な戦略と位置付け、国内のみならず、海外との共同研究を視野に入れ、具体的な研究開発体制を早急に構築する必要があると報告しています。