@ 地域を教材化すること
 社会科で、地域を教材として扱ってきた。地域に歴史がある。その歴史は日本の歴史と・世界の歴史とつながっている。産業を扱うときにも日本の産業の中で関わって地域の産業が生きてきたことを扱う。
この平和学習では、私たちの町からもアジア・太平洋戦争にたくさんの人は出兵し、帰ってこなかった人がいる。この地域生活も戦争で大きな被害を受けた。それは自分たちのおじいさん・おばあさんの親の世代の出来事で、遠いようでも60〜70年前の出来事である。自分たちに身近なことであることを感じさせるためである。


A アジア・太平洋戦争と現代の戦争・テロを扱う。
 アジア・太平洋戦争を扱ったときに児童から帰ってくる感想に「かわいそう。今は幸せ。」ということがある。しかし、今は平和なのか、確かに当時のように自分たちの周りには戦争・戦闘はない。でもテレビで見ればわかるように、同時代に戦争・戦闘で死んでいく子どもたちがいる。なぜ、子どもたちが殺せれるのかテレビの中の映像で「ドラマ」と同じものとして感じているかもしれない。だから教師がテレビの映像を再度見せて問うことで、戦争の悲劇・歴史に悲劇は続いていることを扱っている。

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