ヤマアカガエルの卵塊です。
  最近、生息環境が大きく減少し激減しているとのことです。
 この時期に産卵するため、冬季にも水溜まりがあることが
 必要条件です。
  採集現場は、水深が最大で20cm未満のところです。
 凍結を避けるためか、岸から2.5m〜3m程離れたところに
 産卵していました。
  一つの卵塊は直径が15cm〜20cm程の球体で
 ひとかたまりです。
 表面は中の卵のあわせてポコポコふくらんでいます。
 
  無作為に採った20CCの中には卵が42個ありました。
  
  
  ヤマアカガエルの卵塊
  卵塊をゆりかごよろしく、幼生達が固まって
 くつろいでいます。
  このころは体調10mm足らずでエラが
 目立っています。

 

5月24日
ヤマアカのおたま達もいよいよ変態の時期を迎えて
活動が活発になってきました。
上の写真は、同居のカスミの子とのツーショットです。
概ね35mmくらいですね。
そとの、水深の深い甕で泳いでいるおたまは、
尾が随分長くて、全体で50mm程あります。
住んでいる環境で状態もかなり変わるようです。
 2004.4.3
庭のメダカ池のわきの石をどけたら?
 クリックしてみてね〜。

2004.3.16
オタマジャクシはまだ泳ぐ力がなく、
固まっています。
産卵の早かったところは既に15mmほどになり、
泳ぎ回っていました。

2004年春
少し産卵時期をはずれたころ、
抱接個体を見つけました!が、
どうもおかしいなと思ってよく見たら
下はウシガエルの幼体でした
下は、庭のビオトープで成長したヤマアカガエルです。
ただいま20mm位。
山で見ると5cmくらいの個体も居ますから、
まだまだ成長するでしょう。
ニホンアカガエル成体です。
 ヤマアカガエルとは体側線が
鼓膜の上で曲がらないことで見分けます。
  
 
下がヤマアカガエルです。
 
またヤマアカガエルに似た蛙でタゴガエルが居ます。
ヤマアカガエルの腹部は下に写真のように黒いはっきりした
斑紋があります。
 タゴガエルは雲状紋と言って不明瞭です
  ほぼ一月でこの恰好です。
  体調25mmくらいかな?

ヤマアカガエル

   里山から山地にかけて生息するアカガエルです。
   

2008.2
特大サイズの雌発見!
体長85.6mm