我が家のメダカ池に
3匹の殿様が住み着きました。
そのうちの一匹です。

2004.5
抱接中のトノサマガエルのペアを発見!
ここは300のU字溝の中、
この状態で水路から飛び出られるのか?
時間が無くって確認できませんでした。

5月18日トノサマガエルのおたまはまだ10mmを越えたかなって
ところです。
随分成長が遅いようです。
飼育下なので、何か成長の条件が欠けているのかも?
一度田圃で見てこなくては・・・。
  上の写真は、健全な時期に採取したもので、
 水面下にあることが解ります。
  ほぼ1週間後、左のように小さなおたまになりました。 
  大きいのは、ヒキガエルのおたまです。
  3月30日採集で、一月経っています。
 これで20mmくらいです。
  それから見ても随分小さいことが解ります。
 卵自体もヤマアカ(2.5mm位)に比べ2.0mm足らずと
 一回り小さいです。
 また、ヤマアカやヒキガエルの卵塊はプラケースに入れておいても
 さほど水質には気を遣いませんでしたが、
 トノサマの卵塊はすぐ腐敗してきました。
  気温のせいかもしれませんが、
 前者が止水性であるのに対し、
 田植え前後の圃場で産卵するトノサマは
 水質・溶存酸素量に敏感なのかも。
  4月も下旬のある晩、田圃ではシュレーゲルと
 アマガエルの合唱合戦が繰り広げられ、
 その合間を縫って、ぐぇえ、ぐぇえ、ぐぇえ。と
 と押し殺したような声が聞こえてきました。
  これはトノサマガエルです。
  いたいた!とぱちり、ホントは横にもう一匹
 いたのですがね、恋路を邪魔しちゃいました。
  で、翌日見に行ったら、ありました。
  ホントはトノサマの卵塊はこんな水面には
 浮きません。折しも田植えでかき回された折、
 空気を抱いてしまって浮いちゃったようです。
 そのため、アメンボの餌食になっているようです。

トノサマガエル

   
    見慣れたこのカエルですが、ジャンプ力はありますすが
   アマガエルたちのように指先に吸盤がありません。
   そのため、深いコンクリート水路などに落ち込むと下流に流されてしまいます。
   それがこのカエルの少なくなってきた原因の一つと考えられています