タガメ

一昔前は農薬の影響と言われましたが,近年は里山の荒廃により
ますます減少の一途をたどっているように思います.

7月8日幼虫(1齢?)

7月7日夕刻
ハッチアウトした幼虫を確認
すでに発色してそれでもまだ寄り添っていました.

7月7日早朝
昨晩はまだオスが守っているのを確認していたのですが,
朝見たら離れており,卵の先端が割れハッチアウトしていました.
孵化を見逃してしまいました.

タガメの卵と卵を守る♂個体
2021.6.29
昨年度捕獲し冬越しをさせたタガメが産卵し,
オスが卵を守る様子が確認できました.

タガメ,スズメを食らふ 
 タナゴ稚魚用のプラダライにて
水浴びに来たと思しきスズメをタガメが捕食した!
※月刊「むし」令和2年12月に短報を掲載していただきました

 すぐに飛んでいってしまうと思ったこのタガメ(ほか1個体)は,
このプラダライに3か月ほど滞在しました.
 令和2年は少雨の年で,久しぶりに10月中旬の台風の影響で
一晩降り続いた雨に乗じて飛んで行ったと思われます.
雨降りと湿気の多い機会をうかがっていたんでしょうね.