ニホンスッポン
川でカニカゴに入ったものを頂きました。
スッポンにかまれると、雷が鳴るまではなさない。
と、言われます。
かむ力はなかなか強くて、かむと同時に首を引っ込めて、
食いちぎろうとするようです。
川底から呼吸をするために首が非常に長いですから、
ふつうの亀のような持ち方をすると、
ひゅんっと首が伸びてきてかまれそうです。
だから、このかめを持つときは、
左上の写真のようにしっぽ側のこうらをつかむしかありません。
鼻が細長いのは、川の底の砂に潜って、
生活しているからでしょう。
イシガメみたいに堅い甲羅を持たなかったのも、
川底で生活するため必要なかったのではないでしょうか。
なかなか愛嬌のある顔つきなんですが、
結構きつい性格が見て取れます。
甲羅は柔らかくてイシガメやクサガメとはちがっています。
はらは白くてさらにやわわらかです。
スッポンの甲羅干し!
もっぱら水中生活と思われがちなスッポンですが、
甲羅干しもするんです!