シマヘビの成蛇です。
危険を察知すると攻撃的な構えを取ります。
何となく頭の形もマムシのような三角形になります。
これもベーツ擬態なんでしょう・・・。
※ベーツ擬態とは?
危険な生物に似た色彩や形態を持つことによって
身を守ろうとする擬態(まねすること)
まねされる方がモデル、まねする方はミミックと言います。
この場合、マムシがモデル?でシマヘビがミミック
シマヘビの幼蛇です。
ちょっといろいろなポーズを
とってもらいました。
赤みがかった模様が特徴です。
虹彩(黒目の回り)が赤いことで、
他のヘビの幼蛇と見分けられます。
シマヘビです。
通常は、茶色い体に縦縞がはいっていますが、
この個体は黒化型です。
頭の方には縞が見えています。
このヘビは、少し気性が荒く、
かまってやると、鎌首を持ち上げて
威嚇してきます。
ヤマカガシの幼蛇が
上陸間近のヒキガエルの
オタマジャクシをねらっていました。
右上の黒いのが、既に両手両足の生えたオタマです。
この25cm位の幼蛇が食べる子ガエルの数は
どれくらいなんでしょう?
ヤマカガシの黒化型です。
首の後ろの黄色い紋と、
体のはらに近い部分に
モザイクの模様が確認できます。
2010年は、紀勢町での調査で、よく出会いました。いずれもこのサイズの個体で、非常に可愛いものばかりでした。
珍しい蛇という感が強い蛇ですが、やはり普段は目につくようなところに出てこないというところに、
その理由がありそうです。
2006.8.18
再び出会いました。
今回の個体は少し黄色味が強い様です。
やはり動きは非常に緩慢で、捕獲するのは簡単でした。
つぶらな瞳がなかなかかわいい蛇です。
なんと我が家にもシロマダラが生息していることが判明しました。
残念ながら、うちの犬が遊んでしまって死んでいましたが、
シロマダラの幼蛇です。
下2枚 H21.6
基本的におとなしい蛇ですが、怒らせると威嚇のポーズをとります。
でもあまり迫力はありません。
アオダイショウもおとなしいヤツですが、怒らせると前身?を白く変色させ、体の扁平率を上げて威嚇します。
ちょっと迫力があります。(体長160cm)
毒蛇の頭は三角といわれますが、
頭の後ろで首がくびれている感じといった方が
わかりやすいかもしれません。
じっと見ているとなかなか動かないのですが、
ちょっと目を離した隙に逃げる体勢に入ります。
2010.9
東海自然歩道を歩いていたら道端にマムシが!!
お腹に仔が入っているらしくまるまるしています。
この時期のマムシは気が立っていて危険だと言われています。
左の写真から、ヒバカリの尾の自切行為とおぼしき状況と、
捕獲の際、吐き出したオタマジャクシの動画をみることができます。
大杉谷のヒバカリは茶褐色の単色ではなく、
きれいな斑紋がよはっきりとしているようです。
写真は、ナガレヒキガエルのオタマジャクシを補食しているヒバカリです。
ヒバカリは、オタマジャクシや小魚を好んで食べることが知られています。
詳細は三重自然誌の会 会誌『自然誌だより』に報告していますが、
計測のため尻尾を掴んで捕獲しようとしたところ、
食べていたオタマジャクシをはき出すと同時に
トカゲの尻尾切りと同様、尻尾を残して逃げてしまいました。
まんまとはめられた私は動き回る尻尾を眺めていました・・・・とさ。
つぶらな瞳で
なかなかいい顔をしているではありませんか?
2018.6 津市久居一色町の圃場にて、
草刈り直後のあぜ道で一服しているジムグリを発見!
逃げることもなく、オオバコの葉っぱに頭を隠して
休息していました。隠れているつもりだったか?
これがジムグリの幼蛇です。
とても美しいですよ。