ニホンアカガエル
 
  里山に住み、2月から3月にかけて産卵するこの蛙は、
 同時期にお百姓さんが田圃に水を張ったりして苗代の段取りをする
 昔の稲作に適応しており、圃場整備が進み機械化の効率向上のため
 圃場が乾田化された現在、激減の一途をたどっています。
  調査によると、谷奥地で圃場整備が行われていない湿田でのみ
 繁殖が確認されています。
  
 アカガエル類は、あちこちの地域で、
 食用に供されていたようです。
確かに腹面をみると食べられそうかも?
 太股なんか結構きれいですね。

おたまじゃくしです。
2004年松阪で採集したニホンアカガエルが
産卵しました。
左下はシュレーゲルのおたまです。
ニホンアカガエルのオタマジャクシは
眼の後ろの斑紋が特徴で、
ヤマアカガエルのおたまと区別できます。