熊野の生物たち ~哺乳類~
熊野の里山は自然が豊かであるがゆえにたくさんの野生生物が見られます.
なかには畑に出没し,作物に悪さをするものも!
そこで,トレイルカメラを設置し,昼夜出没する生き物を観察することにしました.
その調査記録により,獣害対策の一考にもできれば!!と.
ここでは,記録された生物の画像を掲載します.
また,同時に撮影された動画を
“uedabyon’s movie”(youtube動画です)に掲載しています.
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カモシカ
カモシカは逃げるときに立ち止まって振り返るので,
猟犬が誘われやすく,猟師さんからは嫌われています.
天然記念物ですからね,捕っちゃいけませんから!
この時も,林道を走行中,前を横切り,
土手を上ったところでしばらくこっちを伺ってました.
子ザルもかわいいとは思えない!?
ニホンザル
この憎き面構え!
クリのイガがまだ青いうちから群れでやってきて食い散らかし,
ついでにこれまたまだ青い柿,梨を一つ残らず齧ってまわり,
最後はブドウを食していく!
電柵も効き目は無し!
防除のしようがない(--;
ニホンシカ
若い個体です.
綺麗ですが,熊野の畑では嫌われ者です.
ビワの木は皮剥ぎに遭って刈れてしまうし,
サツマイモをはじめとする野菜を食い荒らすわ….
なので熊野の畑は電柵で囲ってあります.
ハクビシン
令和5年シカやノウサギの獣害対策で金網を張って対策したのに,
まだ芋もできないうちに根こそぎ何かに食われました!
おそらくこいつが犯人!
3兄弟が隊列組んで闊歩してました!
ホンドテン
こいつも定番なんですが,
獣害には関係ないのか?
ニホンイタチ
(熊野ではまだシベリアイタチの記録がないそうで,
ニホンイタチと記録)
テンとそっくりですが,大きさが違います.
テ ン : 体長40cm以上,顔が黒い 四肢が黒い,尾がふさふさ(テン)
イタチ : イタチより小型40cmまで,鼻面は黒いが先端は白い
ホンドイタチはチョウセンイタと比べると尾が短い
※2018より,チョウセンイタチ・タイリクイタチはシベリアイタチに統一
ノウサギ
かわいい顔して結構厄介者!
シカは電柵である程度防除できますが
こいつはなかなか!(T_T;
ナル(猟犬)はウサギを狩ったことがあるらしいので
一度連れて行かねば!