2004.5
やまとくんの子供に赤虫をやりました。
自分の体より大きい餌に果敢に挑んでおります。
どう猛と言うべきか?
産卵直後の卵塊。
まだ十分水を吸って膨らんでいません。
白くぼやけて見えますが、
表面はビロードのように
非常に細かい毛が生えたような感じです。
右下の卵塊は数日たって
しっかり膨らんだ状態です。
この状態では、卵塊の表面は
セロファンのような感じです。
産んだ個体が結構大きかったのか、
大きな卵塊です。
何匹の個体が産んだのでしょうか?
水没していた杉の枝にしっかりと
固定されています。
2004年2月
今年も産卵状況を見てきました。
水辺のあちこちにこのように
産み付けられています。
うっかりしていると、水槽の壁をはい上がり
逃げてしまいます。
そういえば、今日は外に水槽出しっぱなしで、
蓋がしてないなぁ!
すでに、尻尾の縁は黄色になりかけてるかな?
6月20日ふと気付くと、一匹のヤマトサンショウウオが!
エラの無くなったヤマト君は清々したようにちょろちょろ動き回っています。
ようやく足が!生えてきました。
大きいもので30mm位なのですが、
それより少し小さいものも同じように
生えてきたようです。
前足はしっかり指も確認できますが、
後ろ足は・・・?
下の写真では、まだエラがあるのが
よくわかって頂けるでしょう。
5月3日。
ただいま、20mmくらい。
ジャコ(ヨシノボリ)の子見たいです。
まだまだエラが目立っていて、
足も生えていません。
4月13日現在。
数週間後、卵嚢の一方の口から幼生達が出てきました。
泳ぐと言うよりは単に動き回っているという感じです。
体長10mm程度です。
ヤマトサンショウウオの卵のうです。
くるっと丸まったバナナ型です。
写真上中央・中央にひとつ、下中央に二つあります。
左下写真はすでに魚の稚魚のような形に
変態したところです。
下の写真は水から取り上げたところです。
カエルの卵塊とは異なり表面はかさかさした感じです。
ヤマト君の顔です。
愛嬌のある可愛らしい顔でしょ?
ついでに腹面も撮ってやりました(^^)
カスミサンショウウオ改めヤマトサンショウウオです
用水の桝の泥溜にいました。
寒い日が続いたので凍結もしていたでしょうに・・・。
ザリガニも同居していて身を寄せ合って
寒さをしのいだのでしょうかね?
ザリガニにしっぽを切られた者も居ました。
2月中旬以降はここでは確認できませんでした。
きっと、この時期繁殖活動のため動き出してきて、
上の池から用水に落ちちゃったんでしょう。
ヤマトサンショウウオ
このあたりの里山に生息するサンショウウオです。
ヤマトサンショウウオの威嚇行動
今年調査採集した個体の中で、
唯一この個体だけが尾を持ち上げ
ゆらゆらと揺らす威嚇行動を取りました。