「我が家で変態したカジカガエルくん」
   
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更新日  2024. 1. 3
このホームページについて
 
 このホームページでは僕があちこちの調査で見つけたいろいろな身近な生物の紹介を中心に作っています。
なぜ、いま、自然調査と紹介か?

  最近、たくさんの生物がいなくなっています。
 その様子はRDB(レッドデータブック)などで紹介されているわけですが、
 怖いのは、身近にいたはずの生物が、何らかの要因でいなくなってしまっているのに
 そのことに気がつかないこと。
  そもそも、そこに生き物がいたという事実さえ知らないと言うことです。
 『何らかの要因』の一つに我々の生活に伴い『環境の破壊』があることは明白です。
 環境の破壊はやがて同じ自然界の生き物である人間の生活にも影響が出てくるでしょう。
  このホームページを見て、身近な生き物を知ってもらい、そうして少しでも自然に興味を持って、
 環境保全について考えるきっかけにしていただけるとありがたいとおもいます。
  特に子供たちには、フィールドで少しでも多くの生き物に実際に触れてもらって、
 命の大切さ、環境の大切さを知ってほしいと思います。
  そうすることで、

  人々が環境保全に関心を持ち、共存を考えて行動することで、
 環境を壊すことなく、自然の恵みを受け、精神的に豊かな生活を将来的に続けられることを願います。


 
    近年、生物の研究では遺伝子レベルまで及んだ分類が主流になってきたようです。
    ハコネサンショウウオも新たにいくつかの種が分類されました。
     ニホントカゲもヒガシニホントカゲとニホントカゲに分類されましたが、
    三重県にはその二種が存在し、どこかにその境界線があるのではと考えられています。
     また、タゴガエルも長野県根羽村で発見され新種とされたネバタゴガエルが、
    三重県にも生息しているとの情報があります。
     やっかいなことに、これらの種が見た目の形態では判別できないことです。
    捕獲して組織を採取してしかるべき機関で遺伝子を調べなければなりません。
     フィールドで種の同定ができなくなったら,どうすればいいんでしょうね?
   
  2020年とうとう小型サンショウウオも分類細分化!三重県のカスミサンショウウオは
    
ヤマトサンショウウオ,コガタブチサンショウウオはマホロバサンショウウオに!!
    三重県は,両種とも一種の生息なので同定に悩むことはありませんが,
    カスミとヤマトの生息が隣接や重なるところは困るでしょうね.
    2022年,ハコネサンショウウオも
ホムラハコネサンショウウオ
    新たに分類されてしまいました!


     平成29年5月我が家の庭で採集した虫(ユリクビナガハムシ)が
    三重県初記録というラッキーな出来事がありました。
    観察記録を三重昆虫談話会例会で報告させていただくという貴重な経験も!
    鳥に始まって、現在は両生は虫類を中心にしている自分にとって、虫の世界はあまりに広すぎます。
    けど、やっぱりおもしろいのも事実。ちょっと嵌まってしまったかもしれません。

     令和2年8月採集してきてタナゴ飼育水槽に収容していたタガメがスズメを捕食しました.
    水浴び中の鳥は無防備で羽が濡れてたら飛べないことは鳥を飼育した経験から普通のことで,
    自分の中では「さもありなん」と,特段驚きはしなかったのですが,
    一般的には驚くべきことだよ!と令和2年12月の『月刊むし』に
    短報を掲載していただくことになってしまいました.
     ネット検索等では,蛇類を捕食した事例もあり,
    よっぽどそっちのほうがインパクトあるようにも思いますが.


     令和5年夏,今年の夏は非常に暑い!今後これがスタンダードになると言われています,
    生物の生息環境も大きく変わってしまうのではないでしょうか!!
     
なお,8月末になって,気象庁は『今年は異常気象』と発表されましたが?
    いずれにせよ,平均気温は確かに上がっていますからね.


      ここ数年,セミの出現がいきなりクマゼミとなってしまっています.
      僕が子供の頃は,旧久居市内の平地では,ニイニイゼミがまず鳴きはじめ,
     次いでアブラゼミ,盛夏になってクマゼミ,お盆頃にツクツクホウシとヒグラシ,
     といった順でしたが!?
      ちなみに,ミンミンゼミは,ちょっと高い山に行かないとみることができない憧れの種でした.
    また,その数もアブラゼミが一番多かったと思いますが,今やクマゼミが優占種となっています.
      アブラゼミは,実家の近くにあった松林では,タモがなくても手で簡単に捕獲できるほど沢山いたのに,
    最近は,手の届かないところに多く,たまに低いところにいても近づくとすぐ飛んで行ってしまいます.
     当時と比べると,30数年程前に『マツノザイセンチュウ』による松枯れで松の木が減ってしまったことが
    一つの要因かもしれません.
     松枯れといえば,最近は『カシノナガキクイムシ』によるナラ枯れが問題となっています.
     環境の変化に伴う生態系の変化は目が離せない状況のようです.
 



       三重県内の自然を調査中です。生き物全般に見て回ります。
     なかでも、
『両生性・は虫類』を中心にしています。
      何とか三重県内産の小型サンショウウオの分布を見て回りたいと考えているのですが、
     局所的に生息する生き物の調査はなかなかしんどいものがあります。
     調査に行っても空振り!というのがほとんどです。 
     何か情報をお持ちの方は是非情報を提供いただけると非常にありがたいです。


      
さて、2006年12月にカエルツボカビ症という、カエルや一部の有尾類等に、
     深刻な影響を与える感染症が国内で確認されました。
     幸いなことに、国内のカエルの被害についてはほとんど報告がないようです。
      ある情報では、日本にはツボカビ類が多くいるそうな・・・、で、日本の蛙は免疫があるとか?
     また、最近ではラナウィルスという蛙を大量死に追い込むウィルスも発見されたそうです。
     今のところ、ウシガエルの大量死が確認されていて、
     今後の調査によって状況を把握する必要があるそうです。
      さて,カエルツボカビはどうなったんでしょうね?その後、新たな情報は無いようです?


 

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管理人のプロフィール

  氏    名  うえだびょん
  性    別    おす
  年    齢    60代
(おやおや,シニアの域に達してしまった!!)
  生 息 地  三重県津市久居一色町
  特    徴  自然好き。生きているモノは何でも興味があり、手に取ってみたくなる。
          ひまを見つけては、野に山に川に海に、時折、博物館や水族館にも現れます。
          ここ数年,久居と熊野で畑の管理を始めました.
          家の周りを生き物だらけにしたいと考えているという夢がかないつつあります.
          が,熊野の畑は同時に獣害対策が目下の作業が主体で肝心の作物の収穫はほぼ皆無です(T_T;
          生き物の中でも鳥と蛙、特に最近は両生・は虫類を中心に眺めています。
          
          1級ビオトープ施工管理士         
          自然観察指導員               
          プロジェクトワイルドエデュケータ
          三重自然誌の会会員            (三重自然誌の会
          カエル探偵団員               
                     


              三重自然誌の会




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