四日市ブロックのお知らせ

(このページに掲載されている内容の詳細につきましては、四日市ブロックの担当理事にお問合せ下さい。)


☆令和6年1月25日(木):

 令和5年11月9日(木)に開催された「小西眞行先生講演会」の行事報告

  

 小西先生はあすなろ学園、いなば学園診療所でのご勤務を経て、2000年10月より社会福祉法人檜の里・あさけ診療所にて、自閉症を中心とした発達障害の人たち、および児童青年精神科の診療活動を開始されました。現在までずっとあさけ診療所の所長として当事者や家族に寄り添い、相談・治療に携わってこられました。今回、四日市ブロックからの要望に応えてくださり、2時間じっくり小西先生のお話を拝聴することができました。
以下、参加者の感想を掲載します。

  

◎あさけ診療所、小西先生の講演会に参加できたこと、本当にありがたかったです。
 「知的障害の特徴は、見よう見まねで、少しずつ身につく。少しずつ理解できてくるが、自閉症の特徴は、一つ一つ教え込まないと、身につかない。教えない限り、身につかない。」と小西先生はきっぱりとおっしゃっていました。この事実を聞いて、私は固まってしまいました。16年間、息子と過ごす毎日の中で、マナーや認識は少しずつ覚えていて、少しずつ身についているものだと思っていたから、衝撃的でした。
 私の息子は、現在高校一年生で、小学校から特別支援学校に通っています。小西先生が紹介されていた自閉症の大変な行動障害(常同行動、多動、睡眠障害、偏食、パニック行動や攻撃、自傷、知覚と感覚の異常、不安や恐怖症)の全て併せ持つ息子です。
 そんなスペシャルな息子と生きる日々は、おおげさではなく、本当に毎日サバイバルです。でも、ありがたいことに、「一緒にがんばりましょう!」と言って下さる方々に恵まれ、現在生活できています。息子の授かったものを、なかなか活かしてあげられない母親ですが、息子の生きづらさが少しでも軽くなるようにしてあげたい!
 小西先生の講演会に参加できて、この思いを再確認することができました。

(四日市ブロック 服巻)

◎長年お世話になった小西先生の講演会は、優しさがこもった良い講演会でした。
 現在33歳になる息子がまだ小さいころ小西先生に、自分の描いた絵を見せると、先生はじっくりみてくれ、前向きな言葉を掛け、コピーまでしてくれました。三ヶ月に一回のペースでの診察でしたが、絵を描く事に自信を持たせてくれました。
 お話を伺ううちに、沢山の思い出が浮かんできました。

 小西先生、どうかこれからもお元気で。

(四日市ブロック 新家)


☆令和5年10月20日(金):

  令和5年6月14日(水)に開催された
        「NPO法人呼夢・フレンズ」見学会の行事報告

 こちらは作業所来夢(就労継続B型支援施設)と呼夢農場からなる、様々な障害者の方が働く事業所です。知的、精神、視覚障害の方が障害特性に合わせ力を発揮しています。
 今回は餃子、スイーツ、部品加工の作業場、販売所を見学させていただきました。

 最初は地域の喫茶店を改装して始められたそうですが、その後何軒かの借家や空屋を作業目的に合わせてリフォームし、事務所、作業場(組立、調理、さおり織)、販売所として活用されています。販売所を通じて地域の方達と交流し、活動を認められたことが、物件の獲得につながっているようでした。

 働く皆さんは自分のペースで作業をしていますが、スピードは速いですし手つきもスムーズで、中には単純作業だけでなく作った物の梱包出荷までこなす方もいらっしゃいました。別の事業所で就労したものの長続きしなかったという方を、根気強く見守り励まして下さったからこそ今日があるのだと思いました。
(文責:四日市ブロック 青木)


 餃子とお菓子で有名な来夢・奏さんがあるB型作業所 呼夢・フレンズさんを見学しました。

 5箇所の施設を案内して下さいました。餃子工房、お菓子作り工房、ピッキング作業所、機織り工房、野菜直売所です。どこの施設の部屋も利用者5人以下対スタッフ1人で感染対策も凄く出来ていたのと、一部屋に少人数なので静かに集中して作業が出来ると感じました。

 家族へのお土産に全種類買い、家族で試食しました!娘が感動していたのはバスクチーズケ一キです。解凍に時間がかかりますが、トロトロして濃厚で凄く美味しいと。

 【はなばあちゃんの水餃子】は本場中国仕込みらしく、ご飯無しでネギ入り鶏ガラスープに入れて食べました。日本の味ではなく、味噌が効いて中国の水餃子より癖がなく美味しいです。お鍋にも合うと感じます。
 焼き餃子【スタミナくん】は生姜が上品に効いて、所長さん曰く1番人気の商品だと。

 私が驚いたのは椎茸いりの【つるまるくん】です。水餃子にしたのですが、ゴロッとした椎茸が入っていてこれが上品な味なんです。この椎茸入り餃子にびっくりしました。椎茸がゴロッと入っていたのは、たまたまのようですが、凄く美味しかった。もしかしたら、利用者さんが手作業で椎茸を切っているのかも。よろしければ、作業所来夢、スーパーサンシ日永カヨー店、大矢知店、川越インター店、イオン四日市尾平店、四季菜尾平店で餃子が購入出来るので、試しにご購入をご検討下さい。
(文責:四日市ブロック 加藤 充代)

          


☆令和5年10月20日(金):

 令和5年7月12日(水)に開催された
   「トレーニングカフェ・スプラウトとユニバーサル就労センター」見学会の行事報告

 7月の定例会では、会員10名が参加して、近鉄四日市駅前商店街にあるトレーニングカフェ・スプラウトとユニバーサル就労センターを見学しました。

 トレーニングカフェ・スプラウトはNPO法人市民社会研究所の関連事業所で、北勢地域若者サポートステーション(ほくサポ)や伊勢おやき本舗と共に、働きにくさを抱える人の就労支援をされている事業所です。
 生活困窮者、障害のある人、ひきこもりなどから自立を目指す方を支援しておられ、障害者手帳のない方も対象としています。当日はスプラウトの奥の方をお借りして市民社会研究所の松井さん、ユニバーサル就労センターのキムさんのお話を伺い、また伊勢おやき本舗でのおやき作りの様子を窓越しに拝見しました。

 一方、ユニバーサル就労センターは障害者手帳を持っている方や、就労について主治医の意見書がある方を対象に支援をする事業所です。
 こちらで行われている座学(ビジネスマナーやメンタルトレーニング、パソコン講座など)の様子を見学しましたが、講師の方が受講者さんに寄りそう姿勢や、受講者さんが恥ずかしがらずに学ぼうと手を上げている姿が印象的でした。
 ひとつ特徴的な支援として“就労定着支援”というのがあり、就労を続けるためだけでなく、時には転職・退職の支援もするのだそうです。四日市にも利用者さんの生きがい働きがいを見つけることを第一に寄り添って下さる団体があるのがわかって、心強いです。
(文責:四日市ブロック 青木)


 7/12(水)四日市市諏訪栄町の商店街にあるユニバーサル就労センター・おやきカフェスプラウトさんを見学させて頂きました。姉妹組織になっていて様々な支援が受けられる事にびっくり!凄いなと思いました。

 見学後日替りランチ(カレーコロッケ、スパサラ、豚汁)をいただきました。とても美味しかったです。おやきを買ってきましたが、ふわふわで美味しかったです。
(文責:四日市ブロック 加藤 二美)

 【ユニバーサル就労センター】

      

 【おやきカフェスプラウト】

    


☆令和5年10月20日(金):

 「小西眞行先生講演会」(四日市ブロック主催)のご案内

 ◎テーマ:「自閉症や発達障害の人たちの外来診療から」
  長年多数の当事者と関わってこられたご経験から、人生の転換期のアドバイスなど語っていただく予定です。  
 ◎開催日時:11月9日(木) 13:30~15:00 (13:10より受付) 
 ◎場所:じばさん会館 5F 大研修室 (四日市市安島1−3−18 四日市市地場産業振興センター)
     近鉄四日市駅から徒歩圏内です。

 ◎参加希望の方は・・・
  お名前、ブロック、電話番号を明記してEメールにて申し込みしてください。
  非会員の方は、有料(500円)となります。
  
申し込み締め切りは、10/31(火)です。
  申込み先:climbingrose4807@gmail.com 藤井 滋子(四日市ブロック)



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