紀州ブロックのお知らせ

(このページに掲載されている内容の詳細につきましては、紀州ブロックの担当理事にお問合せ下さい。)



☆令和8年5月1日(金):

 2月15日(日)に行われた「映画:梅切らぬバカ 上映会」の行事報告

 日 時:2026年2月15日(日)
 会 場:熊野市文化交流センター  交流ホール
 主 催:三重県自閉症協会 紀州ブロック

  
  ©2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト

 アンケートを実施しましたが、有効回答数:参加者101名、うち回答者73名(※算出可能な項目より推計)でした。

 アンケートの結果

1. 参加者の属性と広報効果
 今回の参加者は市内(58.6%)を中心に、市外からも広く集まりました。
年代別では60代以上が約8割を占め、立場別では一般参加者が約7割に達しました。専門職や当事者家族だけでなく、広く地域住民の方々に足を運んでいただけたのが大きな特徴です。
 広報面では「知人・友人からの紹介」が最も多く、地域における口コミを通じた繋がりが大きな原動力となりました。

2. 上映による理解度の変化(啓発成果)
 上映前は自閉症について「あまり知らなかった」という方が約27%おられましたが、上映後には約70%の方が「理解が深まった・関心が高まった」と回答されました。映画という媒体を通じることで、特性への理解が着実に浸透したことが伺えます。

3. 参加者の声(自由記述より抜粋・要約)
参加者の皆様からは、非常に深く、また切実なご意見を多数いただきました。
• 共生への気づき
「知ることが一番だと感じた」「自閉症について理解すべき時代」「お互い様の 気持ちを持って共生する大切さを知った」など、相互理解の重要性を再認識する声が多く寄せられました。
• 将来への不安と現実の厳しさ
「親が亡くなった後の生活が心配」「家族が大変だと思った」「グループホーム が近所で反対されている現実に驚いた」など、映画の内容を自分事として捉え、将来の備えや地域の壁を危惧する声が目立ちました。
• 運営への要望・配慮について
「会場が寒かった」「ライトを消してほしかった」という環境面への指摘のほか、「パニックのシーンが辛かった」という感覚過敏等への配慮を求める声もありました。これらは今後のバリアフリーな運営の貴重な指針となります。

4. 総括と今後の展望
 今回のアンケートを通じ、紀州地域において「自閉症を知る」機会へのニーズが高いこと、そして「知った後の不安(親亡き後や地域理解)」へのフォローが求められていることが明確になりました。 「紀州ブロックはどのような活動をしているのか?」という期待の声に応えるべく、今後はさらに活動の輪を広げ、地域全体で共生できる環境づくりに邁進してまいります。

(文責:紀州ブロック 野田)



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