協会活動のご紹介


★私たち「三重県自閉症協会」の活動を紹介します!!


◎平成20年4月に、平成19年度まで「(社団法人)日本自閉症協会 三重県支部」が行ってきた業務は、すべて「三重県自閉症協会」に引き継がれ、行われることとなりました。「三重県自閉症協会」は、三重県で唯一の「(社団法人)日本自閉症協会」の団体加盟会員です。

◎私たち「三重県自閉症協会」は、主に三重県に在住の自閉症という障害を持った人たちを中心にした家族の会です。自閉症はなかなか理解されず本人はもちろん親たちや、関わる人たちみんなが困ってきました。私たちは自閉症の人たちが、幸せな人生をおくってほしい、暮らしやすい環境を作ってあげたい、そんな願いのもとに活動を続けています。


☆平成23年度初めのご挨拶 三重県自閉症協会会長:中野 喜美

 会員の皆様には、日頃より三重県自閉症協会の活動にご協力いただきありがとうございます。今年度もまた、会長という重責を続投させていただくことになりました。

 このたびの「東日本大震災」には、未曽有の被害が発生したくさんの方が被災されました。当然ながらその中には自閉症協会の会員も含まれ、日々たいへんなご苦労をされていると思うと心が痛みます。三重県自閉症協会としましては、義援金として、当初予算になかった「相談体制等整備事業」による収入と、世界自閉症啓発デーの折に募金箱にご協力いただいた皆さまのお気持ちを送らせて頂きました。日本自閉症協会は、安否確認・ニーズの聞き取り・他県へ移られた方の支援等々、動いています。先日には、宮城県 岩手県の緊急現地調査の報告がありました。その中に、次のような報告がありました。

 宮城県のYさんの息子さんK君は、小さいころから近所のスーパーへ母親と買い物に行くことが日課でした。当時お母さんは、小さなK君に買い物の仕方を教えようと頑張っていました。しかし、店内でパニックになったり、勝手に品物を食べたりと店員さんに注意されることが度々ありました。ある日、お店には買い物中のお婆さんがいました。その時お母さんと買い物中だったK君は、気に入らない事があったのか、急に怒り出して、そのお婆さんを突き飛ばし怪我を負わせてしまいました。K君は、すぐに店を飛び出してしまいましたが、外には踏切があり、危険を感じたお母さんは、ろくにお婆さんに謝る事や、名前を聞くことも出来ず、K君を追いかけました。そして、お母さんとK君がお店に戻ると、すでにそのお婆さんは帰った後でしたが、店員さんがお婆さんに事情を説明してくれたようでした。そして、店員さんがお母さんに「いいの、いいの大丈夫だから心配しなさんな」と声をかけてくれました。今では、20歳になったK君は落ち着いて買い物が出来るようになり、「おう!K君、元気かい!」とお店の人や、地域の方が声をかけてくれるまでになりました。

 ところが、この震災でKくんをあたたかく包んでくれるようになったお店が、町が地域が一瞬で根こそぎ流されてしまったのです。15年以上がんばってきたお母さんは、「理解者がいなくなった、また、初めからやり直しなのか・・・このショックは家を無くした以上に悔しい、悲しい」と話してくださったそうです。

 この報告は、決して他人事ではありません。今後 私たちは、今できることとして、自閉症など発達障害の障害特性の啓発をすすめると同時に、子どもたちが生きる力をつけられるように、心して1日1日を大切に過ごしていかなければならないと考えています。

 今年度も、明るい気持ちで子どもたちの幸せを願って活動していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくご協力いただきますようお願い申し上げます。

 平成23年6月 中野 喜美


[沿革]

昭和49年2月 三重県内の自閉症児・者の親たちが立ち上がり、
「自閉症児を守る会」を発足
昭和56年2月 「三重県自閉症児・者親の会」に改組
平成元年10月 全国の自閉症児・者の親の会が力を合わせ法人
設立。「(社団法人)日本自閉症協会 三重県支部」
となる(当時の会員数:113名)
平成16年7月 三重県支部のホームページを開設
平成20年4月 「(社団法人)日本自閉症協会」の団体加盟会員
として「三重県自閉症協会」に改組する
平成23年4月 会員数:498名となる
(内訳は、正会員 347名・賛助会員 151名)

[主な年間(年度)活動]

5月 定期総会[今年度は、5月20日に開催しました]
夏休み 療育キャンプ[今年度で26回目になりますが、8月
20日〜21日に実施の予定です]
8月 「自閉症の理解を求めて」講演会[今年度で24回目
になりますが、8月18日に開催の予定です]
1月頃 会員みんなが楽しめるコンサート「星の街の音楽会」
[今年度で18回目になります]
2月〜3月頃 保護者研修会や親睦旅行など

[部会活動その他]

◎年少部会(小学校4年生まで)・年長部会(小学校5年生から学齢期)・成人部会・高機能部(星の子)に分かれて、勉強会を開いたり見学会を行ったりしています。

◎ブロック会(星の子(高機能/アスペルガー)部会・あさけ地区・桑名地区・四日市地区・鈴鹿地区・津地区・松阪地区・伊勢地区・名張/伊賀地区)に分かれ、特色を持った活動を展開しています。

◎三重県自閉症協会会報「HAPPY HAPPY」を、年4回発行しています。

◎日本自閉症協会からの研究誌「かがやき」(年1回発行)と情報誌「いとしご」(年6回発行)をお届けします。