作詞作曲講座4(英語へのあこがれ)
日本語ロックのところでは日本語の歌詞を肯定することを書きました。今度は日本語の歌詞の否定的な要因を解説します。
外タレ(外国人タレント)ではよくあることですが、日本ではめっちゃくちゃ売れてるのに本国ではローカルヒットもないというパターン。
かつて、JAPAN、ヴァンヘイレン、エンジェルなどがあげられます。
また、ブルーススプリングスティーンの「ボーンインザUSA」がニッポンで大ヒット!。
この二つのことから何が見えてくるかというと、先例は対象が外国人で特にアメリカまたはE.Cの人であるということ。いずれも晩年評価されているのでイイとしてもすくなくとも日本人にないアイドル象がそこにあるということ。これらの人々がフィリピン人のグループや韓国人のグループ、インドネシア人のグループ、はたまたアラブ人だったらどうだったでしょう。
後例についてはご存じの方も多いがジャパンバッシングを含む歌詞の歌です。これをアメリカ人のB.スプリングスティーンが英語で歌うのではなくて韓国の歌手が韓国語で「ボーンインザKORIA」とうたったり、タイの歌手が「ボーンインザTAILAND」と歌ったら、B.スプリングスティーンの来日公演のときのように会場内の日本人が大合唱をするのでしょうか?。
戦後(戦前もそうだったかも)英語圏の先進国からいろんなモノが入ってきてそれらに刺激を受けながら復興を遂げてきた日本人はやはり英語圏の人たちにコンプレックスを抱えています。
したがってアメリカ人やイギリス人のグループが紹介されるとその素性とは関係なく飛びついてしまうし、英語の歌がはやるとその歌詞の内容がどうであれ一緒に口ずさんでしまうのです。
だから60年安保の中から生まれてきた演歌的な四畳半フォークなんてのはボブディランなんていう本道があるにもかかわらず、受け入れられていきました。
ここまでは日本人情けないぞ!がんばろう!でいいんですが、もっと考えなければいけないことがあります。
それは、日本語ロックもさることながら、中国語ロックや韓国語ロック。ようするにアジアの近隣諸国の言語におけるロックを耳にしたとき日本人がどう受け取るかです。
正直なところHEY!HEY!HEY!にオジャパメン出てきたとき笑っちゃったし、うっちゃんナンチャンの番組で韓国のロックバンドのボーカリストが死んだときもエリックカー(KISSのドラム)やフレディーマーキュリー(QUEENのボーカル)が死んだときのような実感がわかなかったんです。
まあ認識不足といってしまえばそれまでですが、心のどこかで欧米を見上げてアジア近隣諸国を見下げている差別意識があるんでしょう。
近隣諸国のロック事情(もちろんその国の文化風習もね)についても研究しなければ。