佐久間先生
最近のバンド系を注意深く観察すると、ほとんどと言っていいほどこの人の名前が挙がってきます。その人の名は「佐久間 正英」
この人日本のプログレの草分けのバンド「四人囃子」に参加し、最後まで看取った人です。その後(というか同時進行だったが・・)プラスティックスetcのバンドを立ち上げ、トレンドを探るがごとく時代のニーズにあったジャパニーズロックを常にリードしつづけたひとである。
この人のすごいところは常に日の当たらない日陰者であるところである。今でも日本のロック創世記バンドして評価の高い四人囃子だが、このバンドは森園勝敏氏のバンドというイメージが強いのであるが、実際森園氏は初期の2枚(厳密にいうと3枚)でバンドを脱退しており、その後はこの人がバンドを動かしており、その期間は森園氏の在籍時より長いです。たしかに森園氏在籍時よりプログレ色は薄れ、キャッチーなポップ色が前にでてきています。しかしこの人が中心になってからの四人囃子のアルバムを聴くと、グレイやヒステリックブルーやエレファントカシマシなど、今はやりのバンドがめちゃめちゃ見えてきます。
今ほどバンドが商業音楽としては認められていなかった時代、ずっとロックのスタイルと商売としての音楽の接点を探り続けて今接点が花ひらいたって感じです。しかし一時期「小室印」があったように今「佐久間印」のないバンドはないんじゃないかっていきおいですよね。この人の恐ろしいところは今までの「小室印」「小林印」「長戸印」のように印籠として姿を現さないこと。すなわちアンチ佐久間の空気を作らないことじゃないでしょうか。もし日本のバンドという商売のジャンルがあったら、ビルゲイツのように独占禁止法で訴えられるんじゃないかな、この人。
この人小室さんのように商売人というイメージより、まだミュージシャンのイメージが強いんですが、いずれにせよ商売お上手みたいです。
ミュージシャンとしても、一貧乏人としても憧れる人です。