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タモギタケ
(新潟県糸魚川市より寄贈 07.8.7)

 
タモギタケは北国でポピュラーな夏キノコですが、暖かい三重で採れたという話を聞いたことがありません。 また、栽培も可能ですが鮮やかなレモン色のためか、三重で流通しているのを見たことがありません。 図鑑ではおなじみなキノコですが、これほど三重県と縁遠いキノコも珍しいでしょう。
 新潟の糸魚川でキノコ原木栽培を趣味にしている山アスパラ活二さんが、今回沢山2kg程度原木栽培のタモギタケを送ってくれましたので、じっくり賞味しました。

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 枝分かれした綺麗なレモン色で、非常に特徴的な間違えようのないきのこです。 生で囓ってみて、香りはキノコのの香りに原木のかすかな香りがします。味に癖はなく爽やかな旨みが口に広がりました。

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 キノコの特徴がストレートに解るホイル蒸しで賞味したところ、熱を加えると鮮やかなレモン色は退色しました。みずみずしいキノコなのにかなり強い旨みがあり味が濃いキノコでした。同じ仲間のヒラタケが夏にしゃぶしゃぶの味なのと対照的にタモギタケは濃い味・旨みの強さが秀逸でした。味に変な癖はありませんが強い旨みが少し糸を引きすぎるかなと言う程度でした。香りは穏和で癖がなく、食感はヒラタケに似ていますが、プリプリ感が無いのでややこれがマイナスか・・・といいつつ総合的にかなり美味いキノコと思いました。

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 次に、バター炒めです。 1kgほど炒めました。 ホイル蒸しに比べ味にやや角がとれた感じでしたが、その旨みと味の強さは健在で、美味美味!昼ご飯代わりに一人で全部食べてしまいました。 う〜ん、ヒラタケよりこちらの方が美味いなあ〜