シシウド
(松阪市 04.4.17)

 
ウドを探していると嫌と言うほど生えており、苦いので誰も採りません。
 山菜の本にはあまり載っていませんが、時々郷土食として食べられていることが載っており、写真のような葉が展開していない若い茎の皮を剥き塩ずけした後、油炒め等で食べると書いてありましたが、言い換えるとそれほどやらなければならない強烈なアクがあると言うことでしょう。西洋では砂糖菓子のアンジェリカの原料とのことです。外見はうまそうじゃありませんか。。

 今回、誰も採らないこの植物を食してみることにしました。アクもまた山菜の旨みともいええるので、油で充分揚げることで、ひょっとして食べられるのではないかと思って試してみることにしました。

 強い苦みがあるので、茎を半分に切り、長い時間焦がさないように素揚げしました。

 味ですが・・・・一口・・・苦い!!、飲み込もうかどうか迷って吐き出しました。揚げるくらいじゃこの苦さはカバ−できそうにありません。
 今までも手を出しませんでしたが、今後二度とこいつに手を出すことはないでしょう。