オオコゲチャイグチ
（津市　０９．７．１１）

　このキノコはいろんなサイトで見ると何故か毒となっていますので、食べるときは自己責任でお願いします。
　オオコゲチャイグチを初めて食べたのは新潟のオフ会でしたが、その美味しさが忘れられず、こちらで採れたら是非食べてみようと思っていました。　いろんなサイトで甘い香りがすると書いてあり、新潟でも甘い香りがしたのですが、この個体は甘い香りはせず、穏和なキノコのかおりでした。
　どっしりとした風格はまさに夏の王者です。。。

　同時期に生えてくるよく似たキノコにコゲチャイロガワリ（左）がありますが、オオコゲチャイグチ（右）の方は管口は薄い茶色ですし、根元がど〜んと膨らんでいるし、青変性が穏やかです。

　スライスすると、弱く青変しました。

　ホイル蒸しにて賞味しました。　何も付けず口に運ぶと弱い香りながら、強い旨みに驚かされました。食感はプリプリという感じで、シャキシャキでははりませんでした。（同時に食べたコゲチャイロガワリのしゃきしゃきした食感と対照的でした）　癖は全くなくてこれは美味しいキノコだと思いました。旨みが強いので醤油なしでも美味しいビールのつまみにいただきました。