エノキタケ
(伊勢市 03.2.8)

 
この冬は何とかエノキタケを探そうとここ2ヶ月いろんな所を回りましたが、伊勢市と菰野町でやっと見つけることができました。
 
 始めは手元の図鑑だけで探していたのですが、エノキタケの形態はITで検索すると、傘の色や形・柄の色や形がかなり多様なことがわかり、探し回っている間沢山見過ごしてしまったようです。エノキ探しは一つの図鑑では当てにならないことが解りました。
 採ったときはあまり美味しそうな香りはしませんでした。 

(菰野町 03.2.10)

 
倒木に丸い傘のものからこのように波打っているものまで付いていました。
  

(菰野町 03.2.10)

 
ここのエノキタケの柄は真っ黒で強靱でした。
  

(菰野町 03.2.10)

 
大きいエノキの柄は強靱な黒い皮の部分と中の部分が分離してる感じで、この皮はいかにも不味そうな感じですが、熱を通すとしゃきしゃきした良い歯ごたえがします。
  

(03.2.10)

 
ホイル焼きで賞味しましたが、これが全く美味い!
 傘はぬめりがあり歯ごたえも良く、旨みが強く噛むとかすかに甘みも出てきます。採取したときのいやな香りは美味しいキノコの香りに変化して食欲をそそります。
 栽培した白いやつより数段旨みが強く美味しいです。これほど天然物と栽培もので味が違うとは想像できませんでした。とにかく美味い!