梅雨の倒木でキノコ探し
(亀山市 2004.6.19)

 梅雨のキノコにはまだ早く、地上性の梅雨キノコは皆無です。地上に見切りをつけて、亀山市で倒木のキノコを探してみることにしました。
 今回の最大の目標はヤナギマツタケを見つけることです。過去に毎年生える木があったのですがもう発生しません。今年徳島市の公園で見事な株を見つけたのですが、帰路につくまでもたないと判断して採取しませんでした。私はヤナギマツタケが大好きですすが、今回は残念ながら採取できませんでした。

 山の中をうろついていると、オキナタケの仲間やスギエダタケがぽつりぽつり生えている中、突然目の前の大木にヒラタケがかなり発生しています。冬からの持ち越しでしょうか?まだ、食べられそうな感じです。ちょっと採取してボウズはまのがれました。
 
 遠くから倒木の上に目立つキノコが見えて走り寄ったら、定番のマツオウジでした。
 こっこれは!!ひょっとしてエノキタケではありませんか!?
 冬のキノコが何故に今・・・とりあえず疑いの眼をもちながら採取しました。
 帰ってから、茎は黒いけど洗うと天然エノキタケの独特の甘い香りとぬめりがありません、センボンイチメガサかもしれません。
 ホイル蒸しで食したところ、やはりぬめりと独特の甘さはありませんが、旨みはしっかりのっていました。独特の茎のしゃきしゃき感は少しもっさりした感じです。
 山を彷徨っていたら、突然朝鮮人参そっくりな植物に出くわしました。トチバニンジンです。私は初めて見ました。