立梅用水 オフロ−ドバイク散歩
(勢和村にて 2004.11.13)

 立梅用水は、飯南町立梅の櫛田川頭首口から用水を引いて勢和村内を縫うようになんと31km切り通して丹生の北東部で再び櫛田川につながる、珍しい用水路です。
 
 勢和村ではこの用水沿いの管理道を利用して村おこしが盛んです。
 管理道は軽トラが何とか通れる程度の道で、普通車で一度入っていって冷や汗をかいた経験があります。HP見ても断片的なハイキング記事だけで全線を通したレポ−トは見つかりません。
 今回はオフロ−ドバイクの機動性を利用してできる限りこの用水の全線を走ってみることにしました。
 出発点の立梅、、いわゆる茶倉のある場所です。
 ここから水を引き込んで、、、2kmくらい地下を流れている感じです。
 ここが、地上に現れる口ですが探すのに結構時間がかかってしまいました。川沿いのダ−ト路に降りようとして、先日の豪雨で突然道が無くなっており、いきなり激しく立ちゴケしてしまいました。フロントフォ−クがちょっと捻れたので、タイヤを股に挟んで矯正です。
 水量豊富で、櫛田川の青い水の色そのものです。このようなアスファルト道と用水路が3kmほど続き、途中発電所の取水で水量ががくっと減ってしまいました。
 用水沿いにアスファルト道をたどると、途中薬草園と足湯がある元丈の館があります。
 ちょっと薬草園覗いて、すぐ用水にもどりました。
 集落を抜けて、ここから10km弱ダ−ト道が続いてました。
 こりゃ、オフロ−ドバイクじゃないと無理ですね。
 いきなり片野地区の広い道に出ました。広い道を横切ると、そこから役場前広い道をまたぎ図書館まで数kmはアスファルトの管理道でした。
 中学校のグランド脇をぬけたあたりです。
 途中、合鴨農法をやっているのか、沢山のかもが見られました、ほのぼの〜
 げげ・・軽トラが道を塞いでる。。。鍵が付いていたので動かしてすり抜けました。
 役場前の広い道に出て、ここを用水は下をまたいでいました。
 突然・・・水が無くなった。。。奥に見える開口部から下の小川に水がすべて流されていました。これ以降、水は流れず、山から出た水がついている程度でした。
 新しい、図書館前にて、芝生が広い〜、ちょっと一休みです。
 ここを過ぎると、再びダ−ト路になりましたが・・・
 発電器積んだ軽トラが通せんぼです。。横はちょっとすり抜けられそうもないので、回り道して再び管理道に、、
 げげ、、また通せんぼか〜、、ちょっと横をすり抜けて、いざ用水沿いをばく進するのであった。。
 ちょっと、荒れたダ−ト路になってきました。
 小さな道をまたぐ出口は狭くて、オフロ−ドバイクぎりぎりです。
 ちょっと行くと、、、おっと!!アブナイ。突然道幅が狭まり、道が無くなっています。バイクを降りてバックしようと思いましたが、道が尾根状なので降りると立ちゴケしてバイクごと斜面に落ちそうです。。。ここはバイクにまたがりながら少しずつ後ずさり・・・冷や汗ものです。
 用水は道上をこのような形でまたいでいました。
 少し引き返してこの道から↑の画像部分を見上げたところです。
 横に登っていく管理道が付いていたので、迷わずばく進!
 ちょっとダ−ト道を進むとまた道をまたぎ直ぐに行けなくなりました。
 何故かというと、このように地下に潜ってしまって、道がないからです。
 次に地上に姿を現す場所が、丹生のビオト−プでした。
 ホテオアオイもこうやって見ると綺麗だなあ〜
 ビオト−プ脇に出てきた用水です。もう暗くなってきました。
 アスファルト道になり500m位進むと、またもやストップ。。う〜ん。切り通しになっていて、バイクが入れない山道です。K
 切り通しを撮影したつもりですが、もう暗くて限界です。 
 丹生寺はすぐ近くで、用水の終点まで5kmも無いはず・・・・悔しい〜。残念ながらここで日没リタイヤです。バイクのメ−タでは30km以上走っています。半日では結構きつかったなあ〜。あとは見所はほとんどないはずなので、今回は立梅〜丹生まで行けるところはすべて行きました。

 感想:用水沿いにこれほどぴったりと走れるとは思いませんでした。今回走った場所は、道が崩れていたり、民家の細い道だったり軽トラでも走行不可能な場所がありましたので、立梅用水散歩にオフロ−ドバイクは全く最適だったと思います。
 用水沿いで、湿度が高いので、キノコを期待したのですが、走った割にほとんどキノコはありませんでした。残念・・・しかし、道からちょっと外れて、ハタケシメジをゲットしました。
 思いの外沢山・・・2kgくらい。美味しゅうございました。